「さあ行こう」
なんで笑ってるか分かんない時間が
人生で一番幸せだと思うわ。
よし、じゃあ私がいっちょ笑わせてやるか。
消しゴムのカスが団結してきた。
うぇーい意味わかんなーい。
けど君のにやけ顔ゲットしちゃいましたー。
明日も私のこと見に来いよ。
てか過去作も見ろよ。
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私が君の人生助けてやんよ、任せてみ?
【#154】
「水たまりに映る空」
俺は雨男、雨男って仲間外れにされて、
彼奴は晴れ男、晴れ男ってみんなに人気者。
みんな知らねぇのかな、馬鹿なのかな。
社会とか理科、出来ないのかな。
天気って運じゃなくて、運命なんだわ。
まぁ俺は雨好きだし?別にいいけど?
仲間外れはやめろよ、みっともねぇし。
【#153】
「恋か、愛か、それとも」
アドバイスとかそういうのじゃなくて、
ただただ聞いて欲しいんでしょ?
君だけじゃないって言葉が何故か嫌なのも。
分かるよって共感が辛いのも。
勇気をだして言葉を振り絞ったからこそ。
君は生きるべきだ、息してるだけで偉いから。
そんな言葉じゃなくて、
ただ、自分の考えたことを肯定して欲しいよね。
そこまで辛かったんなら君はもう、
終わりにしてもいいよ。
愛とか優しさとかそういうのじゃなくて、
普通に、君の言葉を聞いた感想。
【#152】
「約束だよ」
赤く染まった貴方の小指と
赤く染まった手の甲と
赤く染まった針数本。
そっちが悪いよね、完全に。
は?なんで僕が責められるの?
最初に小指を差し出したのはそっちだし、
僕も君もお互いに了承して小指絡ませて、
そのルールに則ってやっただけでさ…。
意味、分かんない、まじで。
信頼を裏切られたことがどれだけ辛いかさ、
君には分かんの?分かった上で言ってるわけ?
酷い、酷いよ。
表面だけ見て、僕のやった事だけが悪いからって…。
【#151】
「傘の中の秘密」
私の傘は透明なビニール傘。
雨が降り、沢山の者がこの上に落とされる。
私には内側から君たちの道筋が、
はっきりと見えるのだよ。
一人一人生まれ落ちる場所が違い、
大きさも形も十人十色。
途中から別れる者、出会う者があり、
全く同じ道を辿るものはいない。
だが最終的に君たちは、どこへ行くだろうか?
そう、地面の上だ。
どんなに頑張って道を進もうが、
自由気ままにまだらな道を進もうが、
私にとってさほど違いはなく、
ただ靴の裏の下敷きになるだけ。
結局は同じなのだよ、人生など。
ならば、そんなに頑張る必要があると思うか?
【#150】