｢どんなに離れていても｣

お前が死んだら私が悲しむ。
だから私のために生きろ。

【#134】

｢巡り逢い｣

初めてって一度しかなくて、
二回目って一度しかなくて。
００歳００ヶ月００日って一日しかなくて、
１３歳１０ヶ月１１日って一日しかなくて。
地球が回転している回数も一日ずつ増えていって、
僕が生きている秒数も今この瞬間も増えていって。
今一歩踏み出せば、それは一生に一度きり。
今一歩踏み出さなくても、それもまた然り。
何をしていても、何もしなくても、
毎分毎秒変化している新しい世界。
君は今を生きている。
一生に一度の時間を。

【#133】

｢どこへ行こう｣

どこへ行こうと、
逃げられないこのご時世。
でもこのご時世は
お前が作ってんの。

【#132】

｢涙｣

視線が泳ぐ君。
俺は、
君が泳ぎたくなるような海にはなれなかったのか。
逆に俺の方が、溺れてしまうなんて。

【#131】

｢叶わぬ夢｣

目を開いてしまったら終わりなのに、
どうして朝は来るのでしょう。
まだここにいたいと心は叫ぶのに、
どうして脳はそれを否定するのでしょう。
現実に戻ってきたとて、
何を望んでいるのでしょう。

【#130】