｢花の香りと共に｣

貴方は何故自分自身を偽る？
花はいつでも、真正面から自分自身で
戦っているというのに。

【#129】

｢心のざわめき｣

手を出せば心配、余計、迷惑。
手を引けば孤独、苦痛、不幸。
手を握れば反逆、嫌悪、憎悪。
手を開けば損失、絶望、困惑。

【#128】

｢君を探して｣

視界が歪んだ、足から力が抜けた、頭部に強い衝撃。
目を開けると、考える暇もなく言われた。
[お前さんは天国だ。]
喜ぼうとした。ちょっと考えた。
[私の両親は？]
[お前さんの両親も、天国だ。]
…
[じゃあ、私地獄で。]

【#127】

｢星｣

星だって1人では輝けない。
人の力を借りて、
みんなに認められているの。

【#126】

｢嗚呼｣

何故、｢呼ぶ｣という漢字があるのか？
それは、自分自身が呼んでいるから。
心の声が叫んでいるの。
だから、耳を済まして、かたむけて。

【#125】