最初から決まっていた
以前、給食センター検討委員というものをしていた事がある。
給食センターを建て直す為の話し合いの場だ。校長、栄養士、市議会議員、市の職員、有識者、一般公募の委員で構成されていた。
私は、一般公募だったが、実際は応募したわけではなく、頼まれて引き受けた形だった。
話し合いは3年間にも及んだが、結局出来上がったものは、現場の栄養士の意見も、保護者代表の意見も、反映されていなかった。
市の職員と議員の間で、最初からシナリオは決まっていたのだ。
予算という名の元に、半ば強引に同意させられたように思える。
校長たちも所詮はお役人、ほとんど意見など言わず何でも同意だ。
形だけの委員会、こういうものかと諦める気持ちと共に、真剣に意見を言っていたのが馬鹿馬鹿しく、無駄な時間を過ごしてしまったという後悔だけが残った。
太陽
春はポカポカ、夏はギラギラ、秋は澄みわたった青空、冬は窓から差し込む暖かな光。
太陽は四季でさまざまな顔を見せてくれる。
私は冬の日だまりが好き。
海で見るなら夕日、山で見るなら朝日がいい。
今まで見た夕日で一番美しいと思ったのは、しまなみ海道を自転車で横断した時に亀老山展望公園でみた夕日。
朝日は、山の頂上から見た日の出。
冬の氷を溶かす太陽のような人になりたいと思うけれど、現実はギラギラの太陽かも。照らしすぎ注意!
鐘の音
最後に京都に行ったのは何年前?
京都の風景を思い浮かべたとき、お寺の鐘の音が聞こえてくる気がする。
今まで何度行ったか忘れたが、秋になると京都に行きたくなる。
今年は久しぶりに秋の京都で鐘の音を聴いてみたい。
そしてもう一つ、鐘の音と言えば、やはり除夜の鐘。
鐘の音が、一年間の良いことも悪いことも全てリセットして、真白なキャンバスにしてくれる。
また今年も頑張ろうという気持ちになる。
せわしない年末から鐘の音を境に静寂が訪れる。
静けさと冷たい澄みきった空気、子供の頃、元日は特別な日だった。
今では営業している店舗も多く、さほど特別な感じもないけれど、昔はすべての時間が止まっているように感じた。
今は8月、まだまだコロナは収束しそうにないけれど、除夜の鐘で今年あった嫌なこと全て消え去り、来年こそ平穏な世界が戻りますように。
つまらないことでも
つまらないことを気にしてくよくよする。
つまらないことを言って喧嘩になる。
つまらない事って本当はつまらなくはないのだ。
人によってはつまらないことでも、本人にとっては重大なことなのだ。
だから、つまらないこと気にするななんて気軽に言ってはいけないよね。
目が覚めるまでに
目が覚めるのは誰だろう。
私だったら、夢の結末を見てみたい。
夢は大抵、結末を見る前に目覚めてしまうから。
目が覚めるのがお昼寝中の子供なら、目覚める前にちょっと一息休息したい。
クリスマスなら、サンタからのプレゼントを枕元に置いておきたい。
夫なら…悪い想像をしてしまう。
隠しておいたおやつを食べたり、見つかったら困る何かを隠したり。
あるいは、携帯電話をこっそり覗いたり。
私の事ではありませんよ。