あおいかげ

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8/2/2022, 8:32:29 PM

病室

なんてタイムリーなお題

2週間ほど前に私は病室にいた。
大腸炎で入院中だった。
入院なんてしたのは出産以来。
コロナ禍での入院、更に個室だったこともあって、外部との完全な隔離状態。
病室にやってくるのは看護士と先生、清掃員だけ。
でも、なぜかさほど寂しいとは思わなかった。
新しい病院なので個室はホテルのよう。
電話も出来るしネットも出来る。
退屈ではあったけれど、家事も仕事もやらなくていい。
1週間の点滴でシャワーと着替えがままならないことと、五分粥のけっして美味しいとはいえない食事以外はいたって快適だった。

きっと、神様が休みなさいと与えてくれた時間なのかもしれないと思った。

重病ではなかったことが幸いだった。

8/1/2022, 11:22:26 AM

明日、晴れたら登山に行く予定だった。
山小屋に泊まって、頂上から素晴らしい絶景と夕日を見るはずだった。
2ヶ月も前から予定して楽しみにしていた。
でも、今朝喧嘩になって行けなくなった。
私は留守番だ。
今までに何度こんな事があっただろう。
土砂降りの雨になればいいのにと心のなかで呟く。

天気予報は晴れ。
気持ちを切り換える。
帰ってきたらお帰りと明るく迎えよう。
次はきっと一緒に山の頂上で朝日を見ようね。

明日は猛暑だ。
何をしようか…

8/1/2022, 6:27:27 AM

賑やかな時間は楽しい。
皆でワイワイ騒いでゲラゲラ笑い合う。
でも、皆がいなくなった時に突然襲ってくる孤独感。
いたたまれない寂しさ。
祭りの後の街や、海水浴客の居なくなった海辺のような静寂感や物悲しさ。

でも、またそれも良い。
私には騒ぎ疲れた後の心と体を優しく癒してくれる静けさが必要だ。

だから時には一人になりたい。