【神様へ】
優しい人を先に天国へと連れて行って
悪い人を長く生かす…
どうしてこんなにも不公平なんだ…!
【泣かないよ】
泣かないよ…
僕はもう逃げない
だって僕はもう、あの時とは違う
目の前の脅威から逃げる様な奴じゃない
だから、立ち向かって倒さないと…
どんなに強くても
絶対に無理だと言われても
越えて先に進まなければならない
これからはそんな風に
生きて行くって決めたから!
【怖がり】
昔の僕は怖がりだった
昔、テレビで貞子を見た時
僕は心の底から恐ろしいと思った
暗闇で背後から殺られるのではないか
ずっとそんな事を考えていた
けど、時間が経って
僕の感覚が少し可笑しいのかもしれないが
不覚にも可愛いと思ってしまった
勿論、一般的に見てこの思考が異常であるのは認めよう
だがこれにはちょっと
馬鹿げた理由がある
前提として僕の[かわいい]の定義がズレている事は承知してくれ
ある日、僕は夜中に、ニコニコ動画を見ていた
内容は「青鬼」というホラゲーの中でも有名な作品の実況動画だった
確か、牢屋の中に鍵があってそれを取ると必ず青鬼が襲って来る
という場面があった
何故か、そこで動画止めた
よおく青鬼を見ると目がクリッとしていて
その部分が僕は[かわいい]と思ってしまった
それ以降、ホラゲーを初めとしたちょっとグロいキャラクターを[かわいい]と感じる様になってしまった
例えば、「恐怖の森」の『ヨシエ』だったり
これは少し違うかもしれないが「魔女の家」の『エレン』だったりを[かわいい]と思って見ていた
そして、昔は怖かった貞子を観てみると
やっぱり僕は[かわいい]と感じる様になっていて、ホラー系はすっかり克服?していた
けれど、そんな僕でもある意味で恐怖する事がある
それは
ゴッキッキー(Gさんもしくはゴキb( (だ
何故ならアイツは予想外の動きで此方に飛んできたり、何故か向かってくる
これ以上の恐怖は無いだろう
学校から帰ってきて自転車小屋のドアを開けた瞬間、上からアイツが降ってきた時
僕は〚Foooooo!!!!!!???!?!?!?〛と叫んだ事がある
正直、アレはかなりびっくりした
言い過ぎかもしれないが僕はあの日
人生分を叫んだ気がした
恐怖とはまた違ったもので苦手な者があるとしたら医療系ドラマか人か死ぬ描写が含まえれるものだろうか
なんというか
アレは気持ち悪い
観ている分には良いが
僕は無意識に想像してしまうのだ
刺される感覚を
痛みは無いが確かにその感覚がある
だから
ああいったものは苦手なのだ
【星が溢れる】
私は今日も星を見る
すべては、この病の所為
私が原因なのかな?
私があの人に恋をしてしまったから…
一目惚れだった
あの人の笑顔に私の心は撃ち抜かれてしまった
いつか告白して、恋人に…
そうでなくとも友達に…
ずっと考えていた
その頃からだ、私の体に異常が起きたのは
ある日の夜の出来事…
私はただひたすらに泣いていた
理由なんて知らない
ただ何故か
コロコロと音を立てて涙が止まらない
コロコロ?
今の今まで泣いている時に
そんな音は聞いた事が無かった
ふと、自分の涙が液体ではなく
星の様な形をした透明な宝石の個体である
事に気がついた
初めは
ただ、疲れてそう見えているのだろうと思っていた
だが、次の日…その次の日も同じ様な事が起きていて涙の色は透明から透き通った赤や紫など日によって色が変わっていた
2週間程
経過した辺りだろうか
自分のその発症した症状が
未だ解明されていない
星涙病という、奇病である事がわかった
噂では片想いした人が発症するものらしい
涙の色の濃さは死期を現しているようで濃ければ濃いほど死ぬ時期が近いとの事だ
どうすれば治るのかなど探して見たが
そういった事は一切見当たらない
探している内に1年の月日が経っていた
私の涙は
透明感は無くなり
濃い赤や青…黒と言った色しか
流れなくなっていた
˚✩∗*゚⋆。 ˚。˚✩˚✩∗*
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✡︎⋆꙳⋆。 ˚✩.·。*.·
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゚˚✩∗*
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✩˚✩∗* ⋆。˚✩
・*.一体✧ .。.・゚・·で
⋆꙳𖤐想っていた
✩は
✧*。なのか
い✩.*˚ ⁎⋆*☆.*°
わ.+*:゚+。.☆
・*..☆.。.: *.☆.⋆。:゚・*.
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*
・°☆*.゜。: *.゜。: *.゜。: *.゜
これ以上は何が書かれているのかわからない
誰かの日記?の様だ
日記?を読み終わると
天から星が溢れ落ちて来た
その星はとても
綺麗とは言えないが
何か想いが
確かに籠っている
気がした
【この世界は】
この世界はとてつもなく
燻んだ(くすんだ)色をしている
少なくとも僕にはそう見える
人間の憎悪、怒り、哀しみ、歓喜…嫉妬…
色んな感情が入り交じって混ざらなくなる
混ざらなくなる訳では無いがそういうことではない
どんなに色を混ぜても足しても素(もと)の色には戻らない…
そういうことを僕は伝えたい
人間の感情ってとてつもなく複雑だと僕は思う
だが、仕方ないのだろう…
人間という生命(いきもの)なのだから