【夢を見ていたい】
ひつじの毛のようなふわふわとした触り心地
まるで雲に乗っているような感覚
ラベンダーの花の香り
けど、私は目覚めないといけない…
でも、ごめんなさい…
もう少し、もうすこし…だけ
ゆめを…みて、いたい……
そうして彼女は、
再び深い深い眠りについたのだった…
【色とりどり】
この世には何千、何万…何億もの色が存在している
中には人間の目では認識しずらいものや人間の目でしか見えない色もある
そんな中で僕が好きな色は純白だ
何故なら、何色にも馴染むことが出来て何色にもならないから。
勿論、この世に存在する色なら、茶色でも紫でも何でも好きだよ?
ただ、純白が飛び抜けでというわけではないが何色が好きかと聞かれた時パッと出てくる色が白色だからだ。
【君と一緒に】
朝、目が覚めて
顔を洗い身支度をする
朝食を食べ、時計を見て家を出る
『行ってきます』そんな言葉を自分が口にすることは無いと思っていた
「行ってらっしゃい」
そう、声がした
君と出会って、世界がもっと色付いた気がした
「行ってきます」
そう言うと君は笑顔で見送ってくれる
夜になり家に帰ると
「ただいま」
「おかえりなさい」と君の声が返ってくる
君と出会って、君と一緒に過ごせて…
本当に…
幸せ者だ
【幸せとは】
幸せ…ねぇ
幸せ、しあわせ
僕にとってのしあわせは
〘生きている〙ことかな…
だって、どんな生き物でも自分の身のために生きようとするだろう?
どんな手段を使っても….ね?
では、不幸って?
僕の場合だと生きていない事、になるのか…
でも、何処までが〘生きている〙になるんだろうね。
人としてなのか、将又それその者の名前としてなのか…
*死の定義*ははっきりしているだろう?
"人は二度死ぬ"
と1度は耳にしたことがあるのではないかい?
ひとつは生命の終了、もうひとつはこの世界から忘れ去られる事。
では〘生の定義〙は?
そんな事は考えた所で完結するわけが無い
少なくとも僕はそう思う
ところで、すっかり離れてしまったが
結果的に言うと幸せとは…この世の生物の数だけ有るものだと思う。
だがそれと同様に不幸も同じ数だけ存在するものなのだろう。
僕からひとつだけ
君に質問をしようか…
君にとっての〘しあわせ〙とは?
【今年の抱負】
僕の今年の抱負か…
今のところは無い
だから、抱負の為の目標を見つけようと思う
目標が無い限り抱負も無いから
でも、強いて言うなら迷わず前を向く事かな
そうしないと出来るものも無くなるからね