『哀愁を誘う』
終わった終わった!
仕事帰り
夜遅く
ふと空を見上げる
そこには月が夜の空に浮かんでいた
満月か
夜にしては月の光で明るい
あっちの方に少し開けた場所があったはず
ちょっと駆け足で行く
そこには細身の男性が一人立っていた
月を見上げていた
後ろ姿だったがぼくは何かを感じた
今にも夜空にサーっと消えそうな感じだった
行かないで!
気づいた時にはもう声が出ていた
え?
彼が振り向く
いやっあの、、、すみません、、、
あなたが消えそうだったもんで
とぼくが答える
消える?僕が?っハハハ
急に彼が笑いだした
がまた月を見上げた
その横顔は今までの人生の中で
見たことがない美しさだった
しかし美しいだけではなかった
なにかもの悲しさを感じた
彼のことが気になった
いつもこの真夜中に月を見に来るそうだ
ぼくは毎日ここに通い始めた
いつ見ても哀愁を漂わせている彼
ぼくはその哀愁に誘われ
今日もまた彼に会いに行く
『鏡の中の自分』
鏡は全部を写してくれる
笑っている自分
泣いている自分
喜んでいる時の自分
絶望している時の自分
かっこいい自分
かわいい自分
鏡はいつも見ている
優しく見守ってくれている
『眠りにつく前に』
ベットに入って
空想に浸る
現実世界にない
自由
良い人間関係
森の中でひとりで旅をする
好きな格好をして
好きな動物とたくさんふれあう
この時間があるからこそ
今日の嫌なことを忘れれる
そして空想の旅満足したら
寝る
起きたら空想の世界だったらな
なんなら
このまま、、、、、、、
目が覚めなくったっていい
おやすみなさい
良い夢を
『永遠に』
永遠に続くこの世界に
この時代に
僕たちが生まれてきただけ
僕たち人生の永遠はいつか終わる
でも
時はいつも流れている
永遠に、、、永遠に、、、
『理想郷』
全ての動物たちと
言葉を交わし、住み、ほのぼのと生活する
戦争をなくし
貧困をなくし
世界中の生き物たちが平和に暮らす
自分の才能を見つけ
やりたいことを見つけ
見つけれたら
苦しまない程度に力を注ぐ
戦争なんて無くなるのかしら