6/21/2024, 2:38:20 PM
ぽつぽつと降る雨
ずっと優しく降る雨を 見上げていると
言葉では言い表せない 色が降ってくる
優しく包み込んでくれる
雨と優しい雨音に 耳を澄ませた
梅雨の朝は ぼくの好きな色だった
6/1/2024, 1:08:12 AM
無垢だった
どうしようもないほどに
守らなければと思っていた
弱いと思い込んでいた
あの子は本当はとても強かった
自分よりも
本当にしてあげるべきことを
してやりたかった
全て自分のエゴだった
結局何事も自己満足だった
弱いのは自分の方だった
5/3/2024, 5:44:28 PM
廊下の隅で話し合う人影が2つ
今だけの時間 特別な夕暮れ時
明日が来るから帰ろうと
1人手を振り帰っていった
残った1人の人影が
なぜかもの悲しく感じた
彼女らは何を話していたのか
誰も知れない 二人だけの秘密
5/2/2024, 12:03:00 PM
当たり障りのない 日常のなかで
揺れ動く感情が わずらわしい
これ以上 優しくしないで
平坦な日常が 壊れちゃうから
4/22/2024, 2:46:56 PM
虹がかかった
天気予報は当たらなかった
天気予報さえ当たらなかったのだから
たとえ間違いだったとしても
虹の方に歩を進めた
進んだ先には 虹じゃないなにかが
待っているかもしれないから