6/17/2022, 9:39:58 AM
『1年前』
1年前、桜色の絵の具を零したように染まった4月の初め
眠たそうに歩く君に初めて声をかけた。
三学期の終わり、君に告白をした
2年生になり、また君とクラスメイトになった。
1年前は友達として、今は恋人として
3年生になる時また君とクラスメイトになれるだろうか
6/15/2022, 3:35:54 AM
『あいまいな空』
真っ白い曇り空は太陽の場所もわからなくて少し肌寒いけど、
6月の白い空はいつもの暑い日よりちょっと過ごしやすい
みんなはあんまり好きじゃないみたいだけど、私は好き
6/12/2022, 10:26:53 AM
花占いをするような恋を
『好き嫌い』
6/7/2022, 5:44:36 AM
靴の中に石が入った…
『最悪』
5/31/2022, 2:19:44 PM
『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したい事は、』
「今日は雨だってニュースで言っててさぁ……?」
帰り途中での雨宿り
隣で透けた肩をハンカチで拭う君の言葉を遮った
自分から切った流れなのに上手くその先の言葉が出てこない
別に今日伝える予定じゃなかった
ただ、空を見上げる君の横顔があまりに綺麗で
透けた肩が艶めかしくて、君ばかりキラキラして見えて
つい、言葉が出てしまった
「つまり、その…僕が言いたいのは…」
ああ、顔が熱い…今すぐ逃げてしまいたい
「僕はその、君の事が、すっすぅ「私もすき…」
勢いよく顔を上げた、その時初めて君と目が合う
「私も、あなたの事が好きだよ」
意気地無しの僕を君はそう言って微笑んだ
このまま…雨がやまなければいいのに…