おぼろげ

Open App
3/21/2026, 12:28:58 PM

【二人ぼっち】
世界で二人ぼっちになったみたい
夜の闇が頬を撫で
深夜を越えた
僕等の物語

3/18/2026, 10:52:49 AM

【不条理】
世の中は不条理で成り立っている。
そう、長年警察官をやっていてつくづく思う。
不条理な世の中だ。
今でも、実際には善人でも世の中では悪人とみなされる、そんな世界だ。
けれど、僕等はそんな不条理な世界だからこそ、生きていられる。
不条理の上で成り立っている。
不条理の死があることで生きている。
だから、つくづく思う。
世の中は、本当に不条理だ。
「なーにむずかしー顔してんの?」
「……上官、」
「ま、今日は呑みにいこーぜ!」
「ちょっ、」
「不条理な世の中だけど、不条理な死を遂げた人を無駄にしないために、俺等がいるんだろ?」
「……はい。」
僕等は、今日も…

3/15/2026, 10:22:16 PM

【星が溢れる】
星降る夜空を見上げて
君と指を絡める。
そんな未来も、あったのかな。
隣の温度を感じない夜は
酷く冷たく、酷く孤独だ。
涙が溢れて
流れ星のように頬をつたった。

3/14/2026, 9:44:14 PM

【安らかな瞳】※長文注意
怪異と人間なんて、わかり合えない。
でも、俺の主は、そんなことも成し遂げた。
世は平安時代。怪異とは恐れられた存在で、人間とは大別していた。……人間が死んで世界を恨んでいた人がなる存在なのに。あまりにも理不尽だ。
けれど、主様は、何人かの怪異と契約をし、使役している。
俺はその一人だ。
主様はよく分からない。今だって、使役している怪異と村の子供が遊んでいる様子を見て、安らかな表情で眺めている。
俺は隣にすっと入る。
「……なんで笑ってんの?」
「あぁ、陽明。……怪異もさ、この世に恨みがなくなったら、この世に居なくてもよくなるでしょ?しかも、子供たちも楽しいし、一石二鳥〜!」
「おめでてぇ頭してんな。」
「それに、怪異たちも可哀想でしょ。」
「……確かにな」
主様は木の下をふらふらと理由もなく歩く。
木々のせせらぎが俺等を包む。怪異と人間は、もしかしたら、主様のお陰でくつがえされるのかもしれない。そんな淡い期待を抱いていた。
「ねぇ、陽明。」
その俺の名前を呼ぶ声は酷く寂しくて、酷く冷たかった。どうしたのだろうとゆっくりと後ろを振り向く。
「こうやって、人間と怪異も分かりあえるからね」
その表情が酷く儚く、哀しそうに見えた。
あの言葉は別に、心には響かなかった。
けど、俺は知ることになる。あの時、何を伝えたかったのかを。
数日後、主様が、死罪になった。
怪異と関わった罪だ。
そして、使役していた怪異を皆殺し……いや、唯一人間姿の俺以外が殺された。
このままじゃ、だめだ。主様が安らかな顔で寝れない。それに、主様は、ヒントを色々くれた。
怪異の使役の仕方、人間との関わり方。
俺は、世界を造るために、歩き出した。
【続……くかもしれない】

3/13/2026, 8:10:44 AM

【もっと知りたい】
君のことを、全部わかってた気になっていた。
でも、本当は、全然違った。
上辺だけ見て、決めつけて、僕の目には、
【僕の理想の君】がいつも映っていた。
君のことが知りたい。
君が居なくなってはじめてそう思った。
病気のことも、本音も、家の事情も、全く知らなかった。いや、知ろうともしなかった。
だから、今、もっと知りたい。
そして、全部知ったなら、君に、もう一度笑ってほしい。
僕は、君を探す旅に出た。

Next