'25年6月10日 美しい
何かひとつ美しいものを手に入れることができるなら、美しい文字を書けるようになりたいな。
顔や体型や声が美しいのも憧れるけれど、年を重ねると見た目よりも中身が重要になってくると思うのよね。
文字にはその人自身が表れるような気がするの。
綺麗な字を書けたとしてもそれが美しいとは限らない。
その人の温かさや優しさが丁寧な筆致に表れ美しい文字になる。
まずは心を込めて書く練習から始めないとね。
'25年6月9日 どうしてこの世界は
学校の延長のような会社で働いて、昔からこうやってきたからと非効率的なことや、理不尽なことや、断ることのできない残業もしてきたよね。
どうしてこの世界は、と嘆いても何も変わらないことを学んだ。
周りを変えるのは難しいから自分が変わるしかない。
といっても自分の性格は変わらないから考え方を変える、行動を変える。
同じことでも否定的に見ないでなるべく肯定的に見るように心がけてきたよね。
どうしても無理な人は反面教師だと思って対応するしかない。
自分はこんな風にならないように気をつけよう、ってね。
そう考えると今までの経験は全部無駄じゃなかったと思うんだよね。
'25年6月8日 君と歩いた道
人生のどん底で君と出会って、励まし合いながら生きてきた。
ここまで何年経っただろう。
最後まで君と歩いた道はなかったけれど、平行した二つの道を共に進んできた。
それだけで十分だと私は思う。
その大変な道のりを共有できたことが大切。
あの時は大変だったねと二人で笑い合えるだけで、それだけでいい。
'25年6月7日 夢見る少女のように
小学校高学年くらいの頃、母が本を買ってくれたの。
毎月3冊、1年間かけて本が家に届くというもの。
それまでは特に本好きというほどでもなかった私が読書好きになったのは、その1年間の経験があったからだと思う。
有名なアンデルセン童話やグリム童話、シートン動物記などのお話やエジソン、キュリー夫人、野口英世などの偉人伝。
そこで赤毛のアンに出会ってから夢見る少女のように空想の世界に浸ることを覚えたのよ。
'25年6月6日 さあ行こう