'25年4月28日 夜が明けた。
仕事で解決できない問題が起こった時。
その日の夜はなかなか眠れないよね。
昼間のことを思い出して、どうすればいいんだろうと色々考えてしまう。
そしていつの間にか寝付いてるんだけど、目覚ましが鳴る前になんとなく気配で目が覚めるよね。
夜が明けた。
もう眠れないならいっそのこと早く出社しようと思って、早目に会社に着いてまずは珈琲を飲む。
家で悩んでいるより思い付く限りの出来ることをやっていると、なんとなく気持ちも落ち着いてくるような気がするのよね。
一晩悩んでいたことも朝になると、そこまで深刻にならなくてもいいんじゃない、と思えたり。
解決できない理由を探すんじゃなくて、解決できる方法を探すこと。
朝の空気を吸って考えてみよう。
'25年4月27日 ふとした瞬間
今日は更新しただろうか。
文章を最後まで仕上げただろうか。
ふとした瞬間に浮かんでくる自分自身への問い。
ちゃんと出来上がった文章を確認して安堵する。
義務ではないし出来ない時もあるけれどやっぱり気になるのよね。
できるだけ最後まで諦めずに更新したいのです。
'25年4月26日 どんなに離れていても
学生の頃、仲良くしていた友達と、進路が違ったり仕事の忙しさにかまけて連絡を取らなくなって、もう何年も経つ。
どんなに離れていても、会わない日がどんなに長くなっても、会えばすぐにまた元の仲に戻れると、若い頃は思っていた。
根拠の無い自信もあった。
色んな人生経験を積んだ今は少し違う。
本当にあの頃に戻れるだろうか。
もう自信は無い。
でも、あの頃仲良く過ごした日々は本当にあった。
無くなることはない。
記憶の中に残っている。
もうそれでいいじゃないか、と今は思う。
'25年4月25日 「こっちに恋」「愛にきて」
今朝仕事に行こうと玄関のドアを開けたら自転車のサドルの上にキジトラが座ってた。
そんな狭いところに器用に。
1メートルの距離でお互い見つめ合っても動じないキジトラ。
王者の風格が漂う。
やっぱり、このキジトラはボスなのか。
普段からそんな気がしてたよ。
他の猫なら人が近づいたらサーっと逃げるのに、キジトラだけは悠々と道の真ん中を歩いている。
天気の良い日はウチのガレージで寛いでいるのもわかってる。
ボスなら、こっちにこいと言っても来てくれないのは当たり前だ。
人に命令されて従うわけがない。
だけど今日は、あいにきてくれたんだね。
本当のところはわからないけどそう思うことにしよう。
'25年4月24日 巡り逢い
先日、小さな本屋さんで買った本の作家さんは芥川賞を受賞した後、早くに亡くなられていて、発表された作品の数も少なかったの。
私が初めて知ったのは、亡くなった後で出版されたエッセイ集。
ファッション誌の本を紹介するコーナーですごく面白いと書かれててなんか気になったんだよね。
たまたま出掛けた先の大きな本屋さんでそのエッセイ集を買って読んだら、本当に面白かった。
それから作家さんについて調べたり本を探していたら、例の小さな本屋さんにたどり着いたの。
その時買ったのは新人賞を受賞した小説。
店主さんと話してて芥川賞受賞作品は当時のものはもう買えないけれど、たしか重版されてるはずだと。
今も新品で買えると思うから大きな本屋さんに行くことを勧められたの。
そんなことを頭の片隅に置いたまま日にちが経って、つい昨日のこと。
お昼休みに急に思いついて図書館へ行ってみたら、あったの。
あの作家さんの芥川賞受賞小説。
単行本を開いて奥付を見ると
「発行…2010年7月25日」としか書かれてなくて初版本だったの。
これこそまさに巡り逢い。
この感激はなかなか味わえない感覚だったな。
早速借りてきて昨日から読み始めてる。
サクサク読み進めたいくらい面白いけど勿体ない気もするから、大事に丁寧に読むことにするよ。