'25年5月2日 sweet memories
生クリームよりあんこが好きなんだよね。
小さい頃からわりと和菓子派だったかも。
中学生の頃にケーキバイキングが流行っててね。
電車に乗ってちょっと大きな町の繁華街にある喫茶店で、たしか14時~17時までとか、時間限定でケーキバイキングをやってたの。
その頃でもケーキはそんなに沢山食べられなかったんだけど、友達に誘われて行ってみたのよ。
お店に着いたら他の友達や上級生達でいっぱい。
席に座って注文すると、大きなトレーに色んなケーキを乗せて店員さんが回ってくるスタイル。
飲み物も珈琲か紅茶ならおかわりができて、その頃はまだ珈琲を飲めなかったから紅茶で。
ケーキ1個と紅茶1杯ならケーキセットの方が安いから、ケーキ2個は食べないといけない。
1個目はチョコケーキ。
美味しく食べてそれでもう充分だったけど、友達はまだまだ食べるつもりだし、私も元を取らないと勿体ないからもう1個、チーズケーキを。
みんなが4つ5つ食べてる間に私はチーズケーキを少しずつ味わう。
紅茶のおかわりもなかなか喉を通らない。
今の私からは想像もつかないくらい、甘いものに関しては少食だったなぁ。
sweet memoriesじゃないスイーツの思い出。
'25年5月1日 風と
'25年4月30日 軌跡
美術館へ行った。
展示されている作品達は作者の年表を辿って並べられている。
誰もが知っている有名な作品にたどり着くまでには、色んな経験や時代背景や、それだけでは説明できない作者の心の軌跡が反映されているのだろう。
実物には、画像や写真で見るだけではわからない紙のシワやインクのシミ、余白部分にはペンの試し書きをしたような跡まであって、やはり原画を実際に見ることは大切だなと思う。
すごく興味があって見に行ったわけではなかったのに、実物を見るとファンになってしまうのは、私が単純なだけなんだろうか。
そんなことを思いながら、最後のグッズ売り場で大枚をはたいてしまう。
A4ファイルなんて沢山持ってるのに。
ポストカードも誰に送るわけでもないのに。
アクリルキーホルダーはすぐにバッグにつけた。
高価な画集は思いとどまったけれど、画集がピッタリ入るトートバッグは買ってしまった。
画集はないけれどトートバッグに買ったものを早速入れて帰る。
これがファン歴1日の私の軌跡。
'25年4月29日 好きになれない、嫌いになれない
人はそれぞれ自分なりの拘りがあったりするよね。
すごく強い人もいるしそんなに強くない人もいると思うんだけど。
それを自分だけでなく他人にまで強要してくる人は好きになれないね。
このお肉はとても美味しいから塩だけで食べた方がいいよ、とか。
私はタレで食べたい気分なんだけど、と思っちゃう。
そのすごい拘りを自分だけで楽しんでいる人のことは嫌いになれないね。
こっちもちょっと興味が湧いて軽く質問してみたら、答えがとにかく専門的すぎるしその話は尽きることがない。
でも私に押し付けるわけではなく、あくまでもその素晴らしさを教えてくれてるだけだから、ちょっとついていけないけど微笑ましくなるよね。
そんな拘りを持てるくらい何かに没頭できる人を羨ましく思うよ。
'25年4月28日 夜が明けた。
仕事で解決できない問題が起こった時。
その日の夜はなかなか眠れないよね。
昼間のことを思い出して、どうすればいいんだろうと色々考えてしまう。
そしていつの間にか寝付いてるんだけど、目覚ましが鳴る前になんとなく気配で目が覚めるよね。
夜が明けた。
もう眠れないならいっそのこと早く出社しようと思って、早目に会社に着いてまずは珈琲を飲む。
家で悩んでいるより思い付く限りの出来ることをやっていると、なんとなく気持ちも落ち着いてくるような気がするのよね。
一晩悩んでいたことも朝になると、そこまで深刻にならなくてもいいんじゃない、と思えたり。
解決できない理由を探すんじゃなくて、解決できる方法を探すこと。
朝の空気を吸って考えてみよう。