'25年4月24日 巡り逢い
先日、小さな本屋さんで買った本の作家さんは芥川賞を受賞した後、早くに亡くなられていて、発表された作品の数も少なかったの。
私が初めて知ったのは、亡くなった後で出版されたエッセイ集。
ファッション誌の本を紹介するコーナーですごく面白いと書かれててなんか気になったんだよね。
たまたま出掛けた先の大きな本屋さんでそのエッセイ集を買って読んだら、本当に面白かった。
それから作家さんについて調べたり本を探していたら、例の小さな本屋さんにたどり着いたの。
その時買ったのは新人賞を受賞した小説。
店主さんと話してて芥川賞受賞作品は当時のものはもう買えないけれど、たしか重版されてるはずだと。
今も新品で買えると思うから大きな本屋さんに行くことを勧められたの。
そんなことを頭の片隅に置いたまま日にちが経って、つい昨日のこと。
お昼休みに急に思いついて図書館へ行ってみたら、あったの。
あの作家さんの芥川賞受賞小説。
単行本を開いて奥付を見ると
「発行…2010年7月25日」としか書かれてなくて初版本だったの。
これこそまさに巡り逢い。
この感激はなかなか味わえない感覚だったな。
早速借りてきて昨日から読み始めてる。
サクサク読み進めたいくらい面白いけど勿体ない気もするから、大事に丁寧に読むことにするよ。
'25年4月23日 どこへ行こう
急に明日休みになった
さて、どこへ行こう
まずはマッサージ店を予約
この1年くらい3カ月に1度のペースで通ってる
女性が一人でやってるから予約中は貸し切り状態なのが気に入ってる
ラッキーなことに10時から予約取れた
さて、休み当日
8時に喫茶店でモーニング
これまた、この1年くらいたまに行くお店
ゆっくり食べて本を読んで9時半にお店を出る
10時にマッサージ店到着
今日は贅沢にフェイシャルエステ付きのコース
120分の予定
着替えたりなんだりで遅くても13時には終わるな
さて、結局マッサージ店を出たのは15時
なぜ?と思うかも知れないね
まずは10時にお店に着いて暖かいお茶を飲みながら30分ほど話し込む
それからコースを決めて着替えて施術スタート
終わったのが12時45分頃
着替えた後にハーブティーとおやつをたくさん出してくれてまたおしゃべり
あっという間に15時になってた、というワケ
さて、今からどこへ行こう
17時までには家に帰りたかったからちょっと微妙
お茶もおやつも食べたからもうお腹いっぱい
こんな時は本屋さん
隙間時間に本屋さん
ちょっと大きめの本屋さんに行くと隅々まで見てる内にすぐに時間が経つ
そして帰りは自転車であちこち探険しながら新しいお店の発見に勤しむ
こういうのが大事
今日の喫茶店もマッサージ店もこうやって見つけた
たまに平日休みもいいね
気持ちがのんびりする
今日はとても有意義な1日だった
'25年4月22日 big love!
たった4年しか一緒に居られなかった
13才の時に引き取って
17才の誕生日を迎えられなかった
人間だと80才を越えてるから頑張ってくれたね
動物が苦手だった私に本当の愛を教えてくれたのは君だったと思う
私がお世話していたつもりだったのに
愛を、癒しを、たくさんもらいました
私にとって最初で最後
今も毎日写真に話しかけるよ
big love!
'25年4月21日 ささやき
近所の商店街へ買い物に行き、たまに立ち寄る化粧品店の前を通りかかると店員さんに呼び止められたの。
「新商品のサンプルが入ったから試してみませんか?」
休日で特に急ぐこともなかったから、それじゃあとお店の中へ。
新商品の美容液や新色のリップを見せてもらった後「ネイルも新しくなったんですよ」
普段から爪は短く切り揃えるのが好きでネイルはもう何年もつけてなかったの。
この色なら指に馴染んで綺麗ですよ、と持ってきてくれたネイルを試しに小指にだけ塗ってもらったんだけど、ホントに指の色と同じでその上艶があっていい感じ。
この色ならはみ出ても目立たないから塗るのも難しくないですよ、と言いながら店員さんはいつの間にか両手の指に塗ってくれたの。
何年ぶりかにつやつやした自分の指先を見た時に(たまには家事を休んで自分の手を綺麗にしてあげるのもいいんじゃない?)と美の女神様のささやきが聞こえたような気がしたんだよね。
そうか、そうだね、休日くらいならいいか。
塗ってもらった同じ色のネイルを購入して帰った後も、何度も自分の指を見ては満足気にニヤニヤしている休日の私でした。
'25年4月20日 星明かり
上級生が全員帰るまで1年生は帰れないのが暗黙の了解。
最後の2年生が校門を出たのを確かめるとやっと練習が終わるの。
1年生だけの部室は緊張が解れて、それぞれ今日の練習曲の難しかったところや先輩達への愚痴なんかをしゃべりながら自分の楽器の手入れを始めるんだよね。
そして部室を掃除して鍵を職員室へ返す頃には、日が暮れて真っ暗になることもしょっちゅうあったな。
星明かりに照らされながら仲間と駅まで歩く。
コンクールの予選までは毎日朝練もあったから、明日も早いなぁと言いながら今日も無事に終わった安堵で星より明るいみんなの笑顔。
当時は大変だったけれど大人になった今でも昔話で盛り上がるのは1年生の頃のこと。
若かったから、仲間が居たから、乗り越えられたと思うんだよね。
すごく仲が良いとか親友とかじゃなくて「戦友」という言葉が当てはまる。
あの頃にしか巡り合えない貴重な経験でした。