'25年3月2日 誰かしら?
家の電話が鳴らなくなって久しい。
引っ越してきた時に家に電話を置くか悩んだ末に一応置くことにしたんだけど、番号も変わったし今はスマホがあるからね。
何か連絡先として伝える番号もスマホだし、家の電話が鳴ったのはいつだっけ。
それでも出掛ける時には留守番電話の設定をして出るの。
そしてたまに留守電ランプが点滅してるのを見つけてドキッとしちゃうのよね。
誰かしら?
少し心の準備をして再生ボタンを押す。
するとたいてい間違い電話かすぐに切れてるからそのまま消去。
一瞬心の準備をしてしまうのって、かかってこないはずの電話を無意識に待っているの?
その相手は誰かしら?ね。
'25年3月1日 芽吹きのとき
ご近所さんの玄関先に梅の木があるの。
門扉のすぐ脇に立ってて低めのブロック塀から枝が外に垂れ下がってるしだれ梅。
新年が明けると気になってきて、そろそろかなぁと毎朝通る度に見ちゃうんだよね。
2月はまさに芽吹きのときで、今まではただの枝だったのに緑色の固い芽が出てきたの。
そして先週の暖かさに誘われて、とうとう緑色から赤色に変化してきた。
毎年咲くわけじゃなくて咲かないこともあるし満開にならず少ししか咲かない時もあるんだよね。
満開の桜も綺麗だけど、しだれ梅は美しい。
咲いてる期間も短くて儚いところがいいよね。
今年も美しく咲いて欲しいなぁ。
'25年2月28日 あの日の温もり
子供の頃、風邪をひいて熱が出るとおばあちゃんの家に泊まりに行ってた。
たぶん母が仕事してて休めなかったからだと思う。
風邪をひくと喉にくるタイプだったから、咳や喉の痛みが辛かったのをなんとなく覚えてる。
そんな時おばあちゃんが酒粕をガーゼにくるんでビニール袋とかで喉に巻いてくれてたような。
すごいお酒の匂いがしたから、今思うとそうなのかなという朧げな記憶なんだけど。
そして少し元気になってきたら、天日干ししたみかんの皮とお水と砂糖をお鍋に入れて、温めたものを飲ませてくれた。
すごく美味しいとかはないけれど、これを飲んだら風邪なんてすぐに治りそうな気がした。
あの日の温もりは母と離れているから余計に暖かく感じたんだろうな。
'25年2月27日 cute!
仕事中に通る道沿いに小さな保育園があるの。
天気の良い昼間になると、保育士さんと手を繋いだり大きなカートのような乗り物に乗った園児達が、近くの公園まで遊びに行くのを見かける。
みんなほんとにcute!
お揃いの黄色い帽子も可愛いし、保育士さんに手を引かれ、あちこちよそ見しながら楽しそうに歩いてる姿が愛おしいよね。
みんな太陽に負けないくらいキラキラ輝いていて、こちらまで元気を貰えたよ。
こんなcuteな子達を見れた日はなんか良いことありそう!
'25年2月26日 記録
昔からノートが好きで可愛い表紙のものを見つけると欲しくなっちゃうの。
買う時は一応何か書こうと思うんだけど、可愛いノートにふさわしい何かってなんだろう。
何も思いつかなくて中は白いままのノート達。
最近は毎日のようにスマホで文章を書いてて、意外とノートに手書きよりもハードルが下がるよね、すぐに何度も書き直せるし。
でも、実は、年始に初めて買ったものがあるの。
新潮社の『マイブック』。
スマホで書いた文章達を手書きで記録しようと思ってね。
毎日頭をひねって書いた文章をただ記録しておくというよりも、自分だけの本にしたいなと思ってるよ。
そのためにはできるだけ毎日書けるように、でも無理矢理書くんじゃなくてなるべく心に浮かんだお話を頭をひねって文章にしていこう。