'25年2月28日 あの日の温もり
子供の頃、風邪をひいて熱が出るとおばあちゃんの家に泊まりに行ってた。
たぶん母が仕事してて休めなかったからだと思う。
風邪をひくと喉にくるタイプだったから、咳や喉の痛みが辛かったのをなんとなく覚えてる。
そんな時おばあちゃんが酒粕をガーゼにくるんでビニール袋とかで喉に巻いてくれてたような。
すごいお酒の匂いがしたから、今思うとそうなのかなという朧げな記憶なんだけど。
そして少し元気になってきたら、天日干ししたみかんの皮とお水と砂糖をお鍋に入れて、温めたものを飲ませてくれた。
すごく美味しいとかはないけれど、これを飲んだら風邪なんてすぐに治りそうな気がした。
あの日の温もりは母と離れているから余計に暖かく感じたんだろうな。
'25年2月27日 cute!
仕事中に通る道沿いに小さな保育園があるの。
天気の良い昼間になると、保育士さんと手を繋いだり大きなカートのような乗り物に乗った園児達が、近くの公園まで遊びに行くのを見かける。
みんなほんとにcute!
お揃いの黄色い帽子も可愛いし、保育士さんに手を引かれ、あちこちよそ見しながら楽しそうに歩いてる姿が愛おしいよね。
みんな太陽に負けないくらいキラキラ輝いていて、こちらまで元気を貰えたよ。
こんなcuteな子達を見れた日はなんか良いことありそう!
'25年2月26日 記録
昔からノートが好きで可愛い表紙のものを見つけると欲しくなっちゃうの。
買う時は一応何か書こうと思うんだけど、可愛いノートにふさわしい何かってなんだろう。
何も思いつかなくて中は白いままのノート達。
最近は毎日のようにスマホで文章を書いてて、意外とノートに手書きよりもハードルが下がるよね、すぐに何度も書き直せるし。
でも、実は、年始に初めて買ったものがあるの。
新潮社の『マイブック』。
スマホで書いた文章達を手書きで記録しようと思ってね。
毎日頭をひねって書いた文章をただ記録しておくというよりも、自分だけの本にしたいなと思ってるよ。
そのためにはできるだけ毎日書けるように、でも無理矢理書くんじゃなくてなるべく心に浮かんだお話を頭をひねって文章にしていこう。
'25年2月25日 さぁ冒険だ
さぁ冒険だ。
この歳になってまさか大型バイクの免許をとるなんて。
でも楽しそうに乗ってる友人を見てるとなんか乗りたくなっちゃったんだよね。
自転車を乗るのもフラフラしてるのに無謀な挑戦。
車の免許以来の教習所にもう一度通うことになるなんて思ってもみなかったよ。
一応クルマもマニュアルでとったから理屈はわかってるけれど、バイクは勝手が違った。
右手でアクセル左手でクラッチ握って、アクセルを回しながらゆっくりクラッチを離していく。
左手はいきなり離しちゃダメだよエンストするからって、言われる前にエンスト。
教習所のコースは車と同じだけど障害物が色々ある。
S字クランク坂道は当たり前、スラロームに波状路に一本橋って一体なんの訓練?!
うまくできなくて途中で何度も行きたくない、もう辞めたいと思ったけど、友人の励ましとアドバイスと家でもイメトレをして頑張って通い続けたよ。
そのおかげで卒業検定は無事一発合格。
何歳になっても頑張ればできるんだと実感できたのが嬉しかったな。
バイクは路上教習が無いから卒業して初めて公道を走るんだよね。
無事に公道デビュー出来ますように。
さぁ、ここからが本当の冒険だ。
'25年2月24日 一輪の花
急に彼女に誘われて向かったのは陶器で有名な町、陶芸体験が目的だったの。
私も初めてだったし独特な茶褐色の素朴な味わいの器が良い感じ。
想像より少し硬めの土を手びねりで形作っていくんだけど、粘土遊びとは違って難しい。
不器用な私はただただ平らなお皿。
でも妄想の中では(これに和菓子を乗せたらサマになるな、大福5個くらい乗せられそう)。
器用な彼女は個性的な花瓶を作ってた。
センスがある人は違うなぁと自分のお皿と比べて落ち込み気味になりながら、なんとか完成。
このまま乾燥させて焼く時に藁を巻いて焼くらしい、どんな風になるのかな。
彼女の家に届いた器を貰いに行くと大福3個分の大きさになってたお皿は、藁の跡がついていてシンプルだけどとても満足できた。
彼女の花瓶もお花3本から1本になったけどやっぱり素敵だったな。
その町へ彼女が嫁いで行くと聞いて、偶然だったのか、その時から心に秘めていたんだろうか。
玄関に飾った一輪の花を活けた茶褐色の花瓶を見る度に、遠くの町で子育てを頑張っている彼女を思い出し、私も頑張ろうと思うの。