まだ9月だが来年のカレンダーを買った。
カレンダーを選んでいたら、来年が少し楽しみになってきた。
少し前まで、世界が今終わってもいいと思っていたのに。
引っ越して、壁に画鋲を刺すのはなんだか嫌だったので、卓上カレンダーにした。
来年のことは何もわからないが、予定を沢山書き込むことができるといいなと思う。
テーブルの上に良い感じに置きたいので、来年までに整理しておきたい。
喪失の悲しみを癒してくれるのは、忙しい日々と新しい出会い。
落ち込んで、泣いたら前を向く。
前を向けば楽しいことがきっとある。
思い出はたまに思い出せばいい。
良かったことばかり思い出したい。
「世界にひとつ」
という価値に惹かれる。
たったひとつだけのもの。
自分だけのもの。
他には存在しない、唯一のもの。
大量生産ではなく、ひとつひとつ作られたもの。
好きだ。
私もそういう存在でありたい。
ただ、一番でなくても良いとは思わない。
そこを目指しもせず、唯一だと胸を張ることは出来ない。
価値のあるものだから。
テンションが上がるときがある。
手芸店や雑貨店に行く時だ。
これを使ってこんなことをしようかなと思うのが楽しい。
実際に思い通りにいくこともあれば、いかないこともある。思った以上に成功することもある。
やめられない。
もの作りが好きだ。
ただ、部屋は狭くなっていく。
整理整頓と、定期的な持ち物の見直しが必要だ。
ゴリゴリの文系の私は、身体を動かすことが苦手だ。
球技は勿論のことだが、走れば転ぶし、誰よりも遅かった。
創作ダンスなるものが体育の時間にあったが、リズム感が悪く、何の役にも立たない私は同じグループの子達にため息をつかせていた。
申し訳なかった。
今でもスポーツをしたいという欲求はわいてこない。ダンスも、見ることにすら興味が無い。
多分これからもだ。
先日、占いをしてもらった。
「あなた、小説とか書いたら良いですよ」と言われた。
…占い師さん、私がゴリゴリの文系だとわかりましたか。