いろんな人と出会った
すれ違うだけの人もいっぱいいた
すれ違って振り返って
しばらく一緒にいる人もいた
いろんな人と出会って
今の自分がいる
まだまだ発展途上で
のびしろしかないけど
前を向いてようと思う
だって
戻ることはできないから
それなら前を向いて
一歩でも進んでいきたい
次にすれ違う誰かに会いにいくために
もっと自分の好きな自分になる
雲ひとつない青空
ちょっと肌寒いくらいの風
秋っぽくなってきた
前を歩くきみの足取りも
ゆっくりになって
のんびり散歩ができるようになった
今日は秋晴れ
これから一緒にどこにいこうか
忘れたくても忘れられない
ずっと前に言われた言葉
お前はひとりでも生きていけるね
どんな気持ちで言ったのか
いまだにわからない
こんなにひとりでいられないのに
ひとりでいる位なら
消えてしまいたいと思うのに
すぐに誰かに頼ろうとするのは
自分が弱すぎて
誰でもいいから自分を見ていてほしいから
誰でもいいわけじゃない
ホントはそう
あなたに一緒にいてほしい
どんなに伝えてももう届かないけど
どうしてひとりになっちゃうのか
ずっと考えてた
自分が弱すぎるから
みんなどっかに行っちゃうんだ
もう誰かといるのをやめてみようか
何度も試したけど
やっぱりダメだった
誰かと一緒にいたい
たとえそれがその一瞬だけだとしても
自分を見つけてくれるあなたを
探し続けていくんだと思う
目が覚める
カーテンを開くと
やわらかな光が入ってくる
今日もいい日になりそう
そんな気がする
お気に入りの珈琲を入れて
一息ついたら出かけよう
いつものんびりな彼女が
珍しく俊敏に動いていた
鋭い眼差しの先には
黒いダイヤモンド
彼女以上に俊敏に動くそれは
棚の隙間へと移動
それを逃すまいと
彼女もスプレーで臨戦態勢
次の瞬間
彼女の強力なスプレー攻撃
逃げようと方向を変えるそれ
素早くもう1度攻撃
逃げ切れなかったそれは
しばらく暴れていたが
動きを止めた
それを見て彼女はいつもの
のんびりな表情に戻った