ふとした時に聴こえてくる君の声。
いつも隣にいて、優しかった。
どんなにわがままを言っても、
一緒にいてくれた。
「もう疲れた」
そう言わせてしまう位、
ぼくは君に甘えていた。
ずっと一緒にいると思っていた。
離れないでいてくれるって、
自惚れていた。
君だって、嫌なこともあったし、
我慢してることも多かったんだと思う。
僕はそれに気づいてあげられなかった。
君は今、幸せだろうか。
僕がいなくても、君は幸せになれる。
それは悲しいことだけど、
君が幸せで笑っていられるなら、
僕はそれでいいと思う。
いつか、君に逢えたら、
僕はどんな人になってるだろうか。
少しはマシになっていられたら、
そう思う。
君が幸せになっていると信じてる。
今日も君の声がする。
小さな勇気
教室の隅にちょこんと座ってるきみ。
休み時間でさえ、誰と話すこともなく。
ずっと気になっていた。
小さな勇気を出して声をかけたら、
きみは驚くだろうか?
ホントに小さな勇気でできるそれさうも
ぼくにはとても高い壁をよじ登る位大変なことだ。
毎日毎日、きみのことを見ているぼくに
きみは気づいているだろうか?
明日晴れたら、きみに「おはよう」と言おう。
精一杯、小さな勇気をかき集めて。
Happy Birthday!
この1年がいい年になりますように。
あたしからあなたへの贈り物は
「さよなら」
本日をもって、
わがままだったあたしとお別れできる。
嬉しい?
それなら、よかった。
どこかに行きたい。
どこかに向かっていたはずなのに、
目の前の羅針盤は回りっぱなしだ。
このまま、嵐にでも突っ込んでいけたら、
少しは楽になるだろうか?
少しは必死になるだろうか?
俺は風来坊。
1ヶ所には留まれない。
ずっとどこかに行きたいと
思っていたわけじゃない。
俺だって、ここにいたいと
思うことがなかったわけじゃない。
ずっと昔、俺を唯一必要する人間がいた。
そいつといた時だけは、
ここにいたいと強く願ってた。
邪悪な神とやらが、
その人間を始末するまでは…。
俺をどうしても1ヶ所に
留まらせたくなかったんだろう。
俺にとって代わりなんかいない人間を
いとも簡単に消しやがった。
俺が荒れ果てて、
すべてのものを破壊してく様を
楽しそうに笑ってやがった。
それから俺は、また流れた。
風が吹くように、どこにも留まることなく。
俺がいる場所には、花が咲き、作物はよく育つ。
俺の心とは裏腹に…。
毎日同じような日々。
頑張っても頑張っても何も変わらない気がする。
明日に向かって歩く、でも
たまには立ち止まってもいい。
立ち止まったら、大きく息を吸って、
思いっきり吐く。
嫌なことをいっぱい乗せて。
つらい気持ちも乗せて。
また前を向いてある時には、
ちょっとだけ楽になるように。
また歩き出す。
明日はいい日に続いてると願って。