NoName

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10/18/2024, 1:23:17 PM

雲ひとつない青空

ちょっと肌寒いくらいの風

秋っぽくなってきた


前を歩くきみの足取りも

ゆっくりになって

のんびり散歩ができるようになった

今日は秋晴れ

これから一緒にどこにいこうか

10/17/2024, 2:38:03 PM

忘れたくても忘れられない

ずっと前に言われた言葉

お前はひとりでも生きていけるね


どんな気持ちで言ったのか

いまだにわからない

こんなにひとりでいられないのに

ひとりでいる位なら

消えてしまいたいと思うのに



すぐに誰かに頼ろうとするのは

自分が弱すぎて

誰でもいいから自分を見ていてほしいから



誰でもいいわけじゃない

ホントはそう

あなたに一緒にいてほしい

どんなに伝えてももう届かないけど



どうしてひとりになっちゃうのか

ずっと考えてた

自分が弱すぎるから

みんなどっかに行っちゃうんだ



もう誰かといるのをやめてみようか

何度も試したけど

やっぱりダメだった

誰かと一緒にいたい

たとえそれがその一瞬だけだとしても

自分を見つけてくれるあなたを

探し続けていくんだと思う

10/16/2024, 11:39:37 PM

目が覚める

カーテンを開くと

やわらかな光が入ってくる

今日もいい日になりそう

そんな気がする

お気に入りの珈琲を入れて

一息ついたら出かけよう

10/15/2024, 2:13:45 PM

いつものんびりな彼女が

珍しく俊敏に動いていた

鋭い眼差しの先には

黒いダイヤモンド

彼女以上に俊敏に動くそれは

棚の隙間へと移動

それを逃すまいと

彼女もスプレーで臨戦態勢

次の瞬間

彼女の強力なスプレー攻撃

逃げようと方向を変えるそれ

素早くもう1度攻撃

逃げ切れなかったそれは

しばらく暴れていたが

動きを止めた

それを見て彼女はいつもの

のんびりな表情に戻った

10/14/2024, 12:13:45 PM

高く高くそびえたつビル群に

圧倒されていたあの頃


今は見慣れた風景になった


あの頃は不安だったが

前を向いて進むしかないと思っていた


今は不安しかない

前に進むための何かをどこかに

置いてきてしまったように


目標とかも特にない

ただ毎日を生きていく


いつか読んだ本のように

どこかに旅に出たくなる

1度行ってみると違うのかもしれない

そう思っても踏み出せない


何かを変えたい

そう思って眼鏡を買った

今まで見てた風景が少しだけ

変わった気がした

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