このゲームの勝敗は最初から決まっていた。
友達の勝里とゲームをした。
何のゲームかはいいとして、その勝敗は初めっから決まってたんだ。
なんたってそのゲーム、勝里が作った謎のゲームだから!w
もう説明もできないぐらい謎のルールがあって、俺には到底わからなっかた。
だからフルボッコにされた。
マジで「時間返せ!」って感じ。
で、最後にこのゲームをざっくり説明するね。
なんか「類義語か対義語かゲーム」って言って、お題の言葉の対義語か類義語を言って、勝里が良かったと思う方が勝ちっていうホントにやる意味ない謎ゲーム。ww
俺の初恋は、小5の時だった。
その子は、光り輝いていた。
誰よりも、誰よりも。
俺の中の太陽だった。
その子に思い切って告白した。
中3の時だった。
OKをもらえた時は、嬉しすぎて涙が込み上げてきた。
太陽のような笑顔が自分専用になるのがすごく嬉しかった。
そして彼女とは、高校まで同じ学校に通っていた。
彼女は頭が良くて、俺よりも全然偏差値が高かった。
なのに俺に合わせてくれていた。
大学受験の勉強を始める時、
「俺に合わせなくていいよ。君は賢いんだから。次はぼくが頑張って君と同じ大学に行くよ。」
ってカッコつけて言ったら、
「ありがとう。その代わりちゃんと受かってね。」
と、ちょっとからかわれながら喜んでもらえた。
そして時は流れ、受験は終わった。
正直、手応えはかなりあった。
彼女には先に通知が来ており、合格だったそうだ。
その日は2人でパーティーをした。
あの太陽みたいな笑顔が尚更か輝いていた。
そしてついに通知が来た時は、ワクワクして通知を見たが、まさかの落ちていた。
そして、第二志望の大学に行くことになった。
この時点で、悲劇が起こることはもう決まっていた。
ある日、その日は台風だった。
朝はめちゃくちゃ晴れていたのに、急接近とのことだ。
俺は傘を持ってなかった。
でも、彼女から「傘を2本持ってるから迎えに行く。」
というLINEが来た。
まあまあ近くではあるが、だがだいぶ距離がある。
台風の中、無理してほしくなかったから、
「こなくていいよ」って言ったんだけど、
「でも行く!心配だから。」と言われた。
彼女はここに来るまでの道で車に撥ねられた。
台風によって視界が悪くなった運転手が、彼女に気づかず突っ込んだそうだ。
即死だった。
あの時、自分が無理にでもこないように止めておけば。
そんなことを後悔した。
あの太陽のような彼女が明日からはいないのだ。
太陽に照らされず、真っ暗闇の人生を生きなければならないのだ。
ぼく専用の太陽は、もう、いないのだ。
そんなことはどれだけ経っても受け入れられなかった。
君は、もう……
五時の鐘がなった。
もう帰らなきゃ。
「5時の鐘がなったら帰って来なさい」
それをママと約束してから、今日までずっと守ってる。
今日は友達の恐平くんと公園で遊んでいる。
恐平くんはわがままだから、僕が、
「5時だから帰らないと」というと、
「じゃあ、最後にかくれんぼをしよう」
と言った。
僕は仕方なく鬼をやってあげることにした。
だけど、現在(9時半)まで帰ることができてない。
恐平くんが見つからないからだ。
大人の人10人に手伝ってもらっても見つからない。
恐平くんはどこに隠れたんだろう?
この公園は20㎡ぐらいの大きさしかないのに。
結局恐平くんを見つけることができないまま、大人の人が言ったから、もう帰ることにした。
帰ったらママに、
「こんな時間まで何やってたの!」と言われた。
僕は、「恐平くんを探してたんだ。結局見つからなかったから大人の人の任せて帰ってきたんだけど。約束守れなくてごめんなさい。」
て言って謝った時、ママに
「なにいってるの?恐平くんは5時過ぎに家に帰ってきたそうよ?鐘の音が聞こえたからって。」
と言われても、僕は本当の意味に気づかなかった。
どれほどつまらないことでも、全力でやった。
何もかも全力でやることで、自分の輝ける場所が見つかることを願った。
そしてその努力が実り、全てを手に入れた俺はいつのまにか、今までどれほど魅力を感じていたものも、何の関心も持てなくなっていた。
だが俺には、つまらないことでも全力でやる癖がついてしまっている。
だからこれから、何の魅力も感じない長い人生を謎に全力でやり遂げることになる。
かつての俺は、そんなこと望んでいたっけか?
でもそうするしかない。
そうすることしかできない。
これが俺「林田幻醐郎(はやしだげんごろう)」93歳のこれからの人生。
机の上にあるじゃがいもを食べようと思ったらすでに皮が剥いてあった。そのまま、かじってみたけどおいしくなくて吐いた。鍋が、あったから僕は、水を、入れて、茹でてみた。美味しかった。でもジャガイモにはカビが生えていた。僕はその時点では気づいてなかったけど寝ようと思った時ジャガイモにカビが生えていることに気づいて絶望した「オワッタ☆」もうだめだと思ってゆっくり目を閉じた。目を覚めた時には僕はじゃがいもになってて何故かイオンの駐車場に立っていた。っていう夢をみた。