天音

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5/18/2024, 2:48:43 AM

だって私、未成年ですから。
よく考えたら、本当の真夜中を知らない。

夜中の23時以降も外に居たことなんてないな。
街は明るくて、影のない闇なんてとうにどこかへ行ってしまいましたね。生まれた時からずっとそうだから、
残念だとも思えない光。

それでも私、夜行性です。
なんだろうね。夜が深くなればなるほど、やりたいことがどんどん浮かんでくるんだ。

嫌だ!まだ今日を終わりたくない、って思ってる内に、いつの間にか明日の自分の前借りが始まっている。

ねむたい。なんて綺麗な日本語も言えないくらい、瞼が重くなって、あくびが止まらなくなる。そういう本能
ぜーんぶ横に押し退けて、本やスマホに齧りついた夜。

それに私、ちゃんと覚えてます。
今までの真夜中に通話した人との、色々な会話。
どれも夜更かしたことを、ちっとも後悔しないような
素敵な体験でした。

24時を過ぎたら暫く「真夜中」は続くね。
世界が夜で均一になって、時間が経過していることに
麻痺してくるんだ。だからかな、真夜中は。

いちばん、みんなの時間が奪われやすいとき。

受験生の私にとっては敵です。
健康のため、深夜とはお別れして朝型にならなければ。

ん、がんばろ。


#22 真夜中

5/16/2024, 1:28:30 PM

否。

愛のためならある程度のことはできるよ。
でも、愛がなければ何もできないよ。

ただ愛があったところで、一体どうしてそれを必ず
動機にしないといけないのでしょう。

愛は万能じゃありません。絶対じゃありません。
自分の中にあるそれを、どう思ってどれだけ大切にしているか。それだけ知っていればいい。

私の愛を試さないで。


#21 愛があれば何でもできる?

5/13/2024, 3:01:07 PM

ねぇ。
時間を「失う」ってどういうことだと思う?

代わりになるような言葉を挙げてみようか。
忘れた、無駄にした、手間取った、ただ過ぎ去った。

あぁ、隠喩と捉えてもいいね。
後悔の色、もう届かない夢、思い出せない記憶、
生きるはずだった未来、ミヒャエルエンデの「モモ」。

こうやって改めて考えると、やっぱり時間ってワケが
分からなくて・・・でもだからこそ、自由だ。

だって、だって、考えてもみてください。
時間は「経つ」「割く」「喰う」「使う」「潰す」
   「計る」「稼ぐ」「貰う」「費やす」「切れる」
   「かかる」「過ごす」「とられる」「追われる」
そういうものなんです。
これだけ多くの言葉遊びが生まれるんだから、時間を
失うことについての解釈が分かれるのも当然だね。

にしても、考えれば考えるほど不思議だ。
「私の時間」はあっても、「時間を自分のものにした」と思ったことはない。あくまで味方につけるだけで、
所有できないんだよね。じゃあつまり時間って、流れが止まらない水みたいなものなんだろうか。というのも、なんだかちょっと納得がいかない。それだと私の体感によって早さが変わることが上手く説明できない。
うぅん、うーん?と唸り始めて数十分。

なんにせよ、これはホントにいいお題だ。
またいつか考えよっと。


#20 失われた時間

5/12/2024, 3:41:22 PM

大人になったというよりは、子供を諦めた。

うわ、それだ!って、瞬間的に思いました。
今、どうしているんだろうね。あの人は。
どこかの動画のコメント欄に、ポツンとこの言葉だけを
置いていった、誰なのかも分からない、あの人。

ねぇみなさんご存知でした?小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするらしいですよ。・・・分からないなぁ。
私はまだ自分は「大人」じゃないと思ってるから。

子供でいたいって感情はあります。でもそれこそ、拘りを持つのは終わりの合図だね。私だって数年後には、子供を諦めているかもしれない。

本当の子供は子供に執着しないし、大人に憧れる。
自分の中の「子供」にしがみついた後に、それを諦めて私たちは大人になるのかな。んー、よく分かんないや。

来年で成人か、と思うと恐ろしいですよ。本当に。
周りが、責任が、知識が「早く大人になりなよ」って
私を急かしてくる。私の中身はちっとも変わってない
のに、中学に入学した途端に「もう中学生なんだから」って言われてる気分です。

私の内面が世界の認識に追いつくのは、いつだろうね?
それはそれとして、子供は「諦める」ものらしいから。

まずはしがみついてみないと。


#19 子供のままで

5/11/2024, 6:37:00 AM

モンシロチョウはよく馴染む。

存在感を放ちすぎないから、青空に、花に、人工物に、景色すべてに溶け込めるのがステキ。

蝶々、ちょうちょう、ちょうちょ、チョウ、てふてふ。気持ち悪いとよく言われる「虫」であるはずなのに、
可愛くて優雅で綺麗だから蝶々だけは許されているっていう理不尽がすきだ。

てふてふは、どう頑張っても捕まえられないものであって欲しいな。別に速いわけでもないけど、飄々と人の間を舞って、脱力して気楽に優雅に生きている感じ。
誰にも捕まえられないから、ずっと実態が分からない。そんな妖精みたいな存在であればいい。

でもそれも全部私の勝手な願望ですね。
てふてふの標本も好きです。羽の模様をじっくりと観察
したくなる好奇心も分かります。

モンシロチョウとよく似たスジグロチョウって種がいること。スジグロチョウのオスは柑橘系のとてもいい香りがすること。そういう全部も、今まで人間に捕まった
てふてふが教えてくれたことことですから。

それでも、アゲハなんて名前では絶対に呼ばれない君が
すきだよ。ずっと綺麗で、清楚で儚いまま。私たちが、
そんな幻想をいくら押し付けたところで怒らない存在。

ところで、私の弟が教科書のエーミールと出会うのは
もうすぐかもしれない。これが時代の巡りか・・・ッ!


#18 モンシロチョウ

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