今夜、たまたま昔のアルバムを見ていたら、
付き合いたてだった、あなたの20歳の誕生日に、
プレゼントした手作りケーキの写真が載っていた。
ケーキの箱を開けたあなたは本当に嬉しそうで、
「おじいさんになって他のことを全て忘れてしまったとしても、一生この日のことは忘れない」
と言ってくれたのを覚えてる。
そんな過ぎた日を思いながら、
あなたと出会えて、付き合って、
結婚して本当に幸せだったなと心から思う。
これまで全てが順調だった分、
今は辛い事が続いているけれど、
これはきっと、私たちへ与えられた試練だから、
涙を拭って、2人で力を合わせて乗り越えようね。
♯過ぎた日を思う
私は踊ることが大好き
4歳から17歳までバレエ教室に通っていて
高校3年間はチア&ダンス部
社会人ではフラダンスもちょっと習ってみた
最近は10年ぶりに
バレエのレッスンにも通い始めたところ
数年前、結婚式準備をしていた時
インスタで見つけた卒花さんの披露宴での
ファーストダンス(音楽はEd SheeranのPerfect)が
すっごく素敵で憧れたので
夫に「披露宴で、舞踏会みたいに2人で踊らない?」と
意を決して誘ってみたけれど
あっ気なくお断りされた
今でも花嫁姿で踊れなかったのは
少し心残りなのだけれど
ダンスをしたことがない男性にとっては
やはり恥ずかしいものなのかしら?
♯踊りませんか?
ある人が都会の道端でケチャップとマスタードの
「パキッテ」を落とした。
正式名称は私も先ほど調べて知ったけれど、
小学校の給食で出てくるような、
片手で「プチッ」と二つ折りにしたら
にゅるにゅると細長くソースが出てくるやつ。
きっとその人は、仕事帰りにお腹が空きすぎて、
コンビニでアメリカンドッグを買い、
歩きながら、慌てて袋から取り出したもんだから、
思いがけず落としてしまった、
といったところだろう。
今夜、私は、昔同じチームで働いていた先輩方と
楽しい食事ができて、都会のOL気分で浮かれていた。
キラキラと輝く高層ビル群を見上げながら駅に向かっていたら、何かを「プチッ」と足で踏んづけた。
見事に真っ白の靴とズボンがケチャップとマスタードまみれになった。
落とし主に巡り会えたら言いたい。
『お願いですから、ゴミ一つ落ちてない綺麗な道に、ケチャップとマスタード落とさないでください。』
♯巡り会えたら
奇跡をもう一度って難しいお題。
今まで生きてきた中で、「奇跡だな」って思うことはあまりなかった気がする。
時々、いいなとか、すごいねって言ってもらうことはあっても、全ては自分自身が下してきた決断と努力の積み重ねによって得たものだと思っている。
だから奇跡というよりは必然に近いし、もう一度ということも無い。
強いて言うなら、私にとっての奇跡は、
大好きな家族に出会えたことだろう。
生まれる時の家族は選べないから。
♯奇跡をもう一度
黄昏時にはエドワードを思い出す。
エドワードは、私の愛読書『Twilight』に出てくる
登場人物の中で一番お気に入りのキャラクター。
『Twilight』は、中学生、高校生の時に夢中になっていたシリーズの本で、何回も繰り返し読んでいた。
家の近くに図書館があったので本は買わない主義だったが、この本だけは大切に持っておきたくて全巻お小遣いで買い揃えた。
社会人になってからはめっきり読まなくなっていたけれど、最近は入院するたびに現実逃避になるので読んでいる。
どの巻の話も好きだけれど、やはり私は最初の1巻が大好き。
主人公ベラとエドワードが出会い、惹かれあっていくのだが、初めて読んでから10年以上経った今でも、エドワードがとにかく格好良すぎて読むたびにドキドキする。
出てくるセリフもシーンもほぼ頭の中に入っている。
ところで、なぜ黄昏時はエドワードかと言うと、本のタイトルはもちろん、彼はたそがれの時間が1日の中で一番大好きなんだって。
なぜなら、吸血鬼のエドワードは昼間は太陽光に当たるとダイヤモンドのように光り輝いて正体を隠せなくなってしまうので、自分らしく生きられる夜との境目の時間としてほっとするらしい。
好きな人が好きなものは、自分も好きになる。
それは相手が誰でも、例え小説の中に出てくる人であっても、同じみたい。
♯たそがれ