「楽園」
あぁぁ幸せだ。
なんて良い場所なんだろう。
こんな場所にずっといたい。楽しいな。
なぁ、こんな場所があると思うか?
現実はこうだ。
毎日粉になるまで頑張っても上には上がいて、劣等感抱えて、人に合わせて疲れて疲れ果てる。
同調圧力に押しつぶされて、秩序とかいうふざけた便利な社会。
もう嫌になって泣いて、ちょっといいことがあって、過食して嫌になって、褒められても上手く受け取れなくてモヤモヤする。
そんなことの繰り返し。
楽園にいっても、変わらない。
人がいたら疲れて、人がいないと寂しくて。
どうせ頑張るし、そうじゃないとつまらないんだ。
現実はかなりゴミだけど、
ゴミに揉まれて生きるのもきっと人生。
「雫」
みんながみんなして、仲良さそうに群れる。
群れるのが当たり前。
集団は優先されて当然で、群れないお前は負け組。
そんな空気が嫌いだ。
本当は、群れの中で全員仲良しなんてそうそう無くて、
1人が怖くて必死に笑顔を作ってる。
馬鹿みたいじゃん。
確かに自分が流されて辛くても安心できるかも。
でも雫は、それだけで綺麗なんだよ。
「もしも未来を見れるなら」
消えたい僕と、死にたいなんて言う君。
10年後はもうダメなのかな。
初詣。手を合わせる。
七夕。願いを考えてみる。
君の誕生日。幸せを感じる。
冬になる。寒い。太った。肉が美味い。
今日はもうだめ。
耐え忍ぶ。
まだ、君 といられますように。
「不条理」
僕は才能がない。
いや、まだ気づいてないだけかも。
今のところは、すごく、劣っていることを知っている。
頑張れば確かに上達するけど、どう考えても地力が違う。向いてないの。
ねぇなんで?
こんなに頑張ったじゃん。
努力が足りない?努力の方法や方向が違う?
本当に、なんで生きてんだろって思っちゃう。
ただ悲しい。
「泣かないよ」
だいすきだよ
ニシシって照れながら、とても嬉しそうに笑うところ。
何でもカッコよくできちゃうとこ。
かなりずぼらで面倒くさがりなところ。
本当は泣き虫なところ。
人の何倍も努力して努力して今の君がいること。
いつも僕を守ってくれてありがとう。
助けてくれてありがとう。
この感情は何だろうか。
もう泣かないから。