『紅の記憶』
紅色の空。
悠々と飛んでる鴉。
5時のチャイムが鳴り響き...
経ったの数十分で真っ暗に。
儚く短い黄昏時。
この黄昏の中で、
私は一帯何を感じているのだろうか?
この紅に心を奪われて...
いつしか紅の空を待ち望む。
けれども、時は流れて
いつしか空を見る事も
無くなってしまうのだろうか。
逃せばまた明日にならないと見れない空
毎日見れると言う安心から
ぽつりぽつりと頭から抜け落ちていく。
この人生の間であと何回
綺麗な紅の空が見られるのだろうか。
次見る時
私はどんな事を思って
紅の空を見上げるのかなぁ...
『未知の交差点』
同じ道に進まなくても
一緒の頂目指さなくても
オレたちは
長い間一緒にいた
お前と敵になっても
或いは
再び手を取り合う時が来たとしても
今はお別れだ。
またな
いつかまた会う時まで...
(誰か)
ひんやり冷たい風が吹いている。
さんさんの太陽も身を潜め段々と秋が近づいているのを感じる。
年々短く感じる秋。
鳴り響くツクツクボウシの鳴き声
電線に止まってる鳥。
いつも見ている景色。
人の存在は薄くなっている。
人の価値など考える世の中。
人間に価値とか要らないでしょ、
そう思うが最近気にする。
snsを見ても比べるだけだと分かってるのに見たくなる
年下の活躍とか見るとイライラする。
こんな気持ちになるのに....
分かっているんだ。
辛い事ぐらい...
けどやめられない。
誰か...助けてくれる...いや頼りになる人が居たなら...
私の頬に冷たい風が当たった。
『まって』
紅き魂が地に帰る
尊き魂は天へ。
死神である俺はこの光景を
何度も何度も見て来た。
俺が魂を奪い
人間を抹消していくから、
地に堕ちた人間は愚かな者だ。
自ら望み力を貸してやったのに
見返りが無いと思ってやがる。
俺は死神だぞ。
人間よりもずっと権力がある。
堕ちていった人間は、
意味深な言葉を吐く。
“まって”っと。
『まだ知らない世界』
アマゾンの秘境。
その言葉を聞くだけでワクワクする
少年心がくすぐられ、
パァって世界に彩りがかかる。
未知の生物。生態。
まだまだ知らない世界が広がっている
解明していく毎に
言葉に出来ないほどの高揚感と少しのガッカリ感が
胸に染み渡る。
ロマンが無くなってしまう悲しさと生きてる間に解明して欲しい気持ちがぶつかる。
けど謎が明かされる度にまた新たな謎が出て来て
この地球には、、、
沢山のロマンがあるんだ!って気分が上々するんだ。