白樺

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4/20/2025, 11:57:21 AM

暗闇の中で、
一際綺麗に輝いて辺り一面照らす月。
主役だと思っていた。
僕は淡く光る引き立て役だと、
同盟を組んだ。
街灯と木と風と。
3人の同盟と力を合わせて
街灯の光で辺りを点々と照らし
暴風で月を雲に隠して。
木の頭上を僕達の
無数の淡い輝きをこの日見せてやるんだ。
人間たちに。
今日の主役は僕だって!

(星明かり)

4/8/2025, 10:13:36 PM

桜が舞う早朝。
約束果たしに君の元へ。
満開の桜。
君と一緒に植えたよね、、
この桜が開花したらまた此処に!
あれから12年。
桜の麓で
目を閉じて。
君を待つ。
きっと来てくれると信じて。

(遠い日の約束)

4/3/2025, 6:42:54 AM

皆んなから距離を置かれる毎日。
僕だけが置いてけぼり。
皆んなからの視線が痛い。

そんな毎日の繰り返し。
周りの人にも言い返せないし、
臆病者の僕。
意見も言えないし、自信も無い。
そんな僕ももう卒業。

真っ青の青空の下。
悩みなんか真っ青の青空に吸い込まれてしまえと。
僕は声に出して誓う。
天に向かって新しい一歩を踏み込む。
変わる勇気を持って。
歩きだすんだ!!

(空に向かって)

3/17/2025, 7:24:21 AM

金木犀の香りが漂ってきた。
小学校の頃はいつもこの通りを歩いていた
通りは金木犀の香りが何処からか漂っていた。
ランドセルと共に歩いた道。
皆んなと楽しく帰った帰り道。
今でも忘れられない思い出だ。
秋になるといつも
何故だが、
この通りに行きたくなるんだ!

(花の香りと共に)

3/14/2025, 2:19:31 PM

君を探して、
世界を歩きまわって
でも見つからなくて
仲間が出来て。親友になって。恋人までつくって。
年老いた時。
やっと君を見つける。
君は、、、
年寄りながらも仲間に囲まれ楽しい顔をして
笑うんだ。

(君を探して)

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