雪夜(高校生)

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4/17/2023, 4:13:52 AM


はぁ…はぁ…はぁ……

急がなきゃ!!

「藍!!!やめろ、俺は…もう……助からない…だから……お前だけは生き延びろ!!!」

ダメダメダメ

ここで諦めたら優弥が本当に死んでしまう…

でも…………なんで、…なんで出血が止まらないの………

このままでは優弥が死んでしまう……

なんとかしなきゃ…

「大丈夫だから…優弥は助かる…助けるから…そんなこと言わないで!!!」

頭が真っ白になる…何かないだろうか……優弥が助かる方法は………何か……
ガアああああああ!!!…

嘘!!最悪だモンスターが来る……

「だめだ!!モンスターに追いつかれる!!!お前だけでも生き残れ!!!」
優弥が必死に僕を説得しようとする……
「いや!!!優弥を置いて行くなんてできない!!!……
ちょっとごめん!!!」
「!?」
「何してんだ、俺をおろしてさっさと自分だけ逃げろ!!!!!」
はぁはぁはぁここじゃない…ここではない…どこだ…どこかで見た…あの場所は……あそこだここを抜ければ………
あった…
「こっここは…


4/16/2023, 3:20:20 AM

届かぬこの思いを君に伝えるにはどうすればいいのだろうか……

僕が流れ星となってこの藍色の空を泳いで伝えようか……

もうこの世にいない君が恋しくて…恋しくて…

あんなに優しい君がいないなんて…

やっぱり君がいないなんて考えられないよ……

教室の外を見上げている可憐な少女に…

僕を見て微笑んでいる少女に…

僕はまた会いたい……

君がいない世界なんて僕は生きていけない……

ねぇ美香…もうすぐ君がいるその世界に行くからね……

僕が世界で一番愛した君へ…

「愛してる」

4/14/2023, 12:29:49 PM


僕には好きな人がいます……

この恋はとても叶わない恋です……

なぜなら…

僕は小学生なのに、

隣のお家の高校生の男の子に恋をしてしまいました……

その男の子の名前は翔君といって、とても可愛らしいです……


でも翔君には好きな人がいて、その好きな人は僕の兄なんです……

僕の兄は誰にでも優しくて…かっこいいです……

でも……

僕が少し困ってしまうことしてきます……

それは父さんにも母さんにも内緒のことです……

翔君は年が明けたら兄に告白をするそうです……

それを聞いた僕は思わずその場で泣いてしまいました……

とても情けないです………

この恋が叶わないのは自分でもわかっています……でも

一度でいいから…神様……神様へ……

僕の願いを聞いてください………

とても自分勝手なことはわかっています……

でも……

僕は翔君が好きです……

好きになってしまったんです……

本当に一度でいいんです……

一度でいいから………

翔君を独り占めしたいです……

お願いです……

僕の願いを聞いてください……












改めて読んたらとてもドロドロですね~
"でも"多すぎワロタ

4/14/2023, 11:45:38 AM


雲一つない空…快晴の空が遥か遠くまで続いている…

ベランダから見る景色はとても落ち着きがあって…………
…心地がよい………

今日はなんだか時間が経つのがとても遅い気がする……

「はぁ〜〜」

つまらなくて自然にため息が出る……

今日、僕は学校帰りに図書室には行かず帰ってきた……

なぜなら、

父に「このままでは、倒れて、死ぬぞ、早く帰ってこい」と言われたからだ………

図書室…行きたかったのに……

確かに、父の言っていることがわからなくもない気がする
が、倒れるくらいのしんどさは分からないものだ…………

幼い頃から、僕はよく…自分の体調管理もできないなら何もできないぞぉと、沢山の人から言われてきた……しかし…分からないものは仕方がないのではないだろうか……
と僕は思う……

確かに、僕のルーティーンは最近乱れていると言ってもいいだろう………

毎日3時に寝て、毎日6時に起きたら…そらなぁ………

でも…でも…これだけはやめられないんだ……習慣というものは、
とても怖くて、毎日朝に歯磨きをするように、毎日夜更かしをしてしまものなんだよ……

特にしたいこともないのに、してしまうんだ……

仕方ないことなんだよ……


まぁ……
…これ以上続けたら…本当に死ぬからやめようと思う……うん…

4/13/2023, 11:40:27 AM


重い体をなんとか動かして、地下鉄を出る……
空はいつの間にか、だいぶ暗くなっていた……
時間つぶしに近くの公園によって、暖かいホットコーヒーを片手に持ち、ブランコに座る………
誰もいない公園は、人混みが嫌いな僕に、ちょうど良かった………
夜の少し寒い春風が若葉達を揺らす……
心地がよくて息を大きくゆっくりと吐くと、白い雲が僕の顔の前でモクモクと浮かび上がった…………
日々の疲れを噛み締めながら藍色の空を見上げる………
都会なので星はあまり見えないが一つ一つ自分らしく輝いている星達に羨ましさを感じる………
鞄を地面において登れそうな木に登ってみた……
こんなふうに、木に登るのは何年ぶりだろうか……
懐かしさと…自分は成長してしまっているという寂しい感情が僕の胸に込み上げてくる……
顔を上げて見ると遠くの空へ…遠く彼方へ…星が一つ一つ広がっている………
あぁ本当に綺麗だ……
家ばかりが立ち並んでいる道だけを見ると窮屈に感じるが、空だけは、遠くへ、遠くへ広がっている……
まるで空がこの世界を広く感じさせているように……


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