「好きな色」
深い青色が好き。
なぜなら、見やすくて落ち着く色だから。
深い青色に金色か銀色の模様が入るとより良い。
紅茶の色も好き。
ミルクと砂糖がたっぷり入った色
ストレートティーの透き通った赤色
どちらも好き。
「あなたがいたから」
読んでくれるあなたがいたから
このアプリを続けられた。
書いてくれるあなたがいたから
このアプリが楽しみになった。
たくさんのハートをありがとう。
いろんなお話をありがとう。
「相合傘」
傘を忘れた友人がそろりと私の傘に入ってくる。
友人に雨が当たらないよう、風下側を譲った。
わずか数分間の出来事。細かな雨だった。
友人の護衛になれた気分で、私は少し嬉しかった。
「落下」
ちょっと手元がぶれて、べちゃっ。
ソフトクリームが地面に落下。
残ったコーンを悲しくかじる。
炎天下の屋外でソフトクリームを食べた時の話。
(終)
創作「未来」
百年、千年、さらにその先のことなど、漠然と妄想はできても予測はできない。人類が築き上げてきた文明社会は残っているのか。滅びているのか。そして……
いや、この話はもうよそう。
明日、世界が終わるなんて時に。
言霊ってあるんだ。たった今信じたよ。
まさか君とっ[数分間の怒号と奇妙な咆哮]
私は、未来に、見放され、た。もう、助からない。
君は、好きに生きて。[激しい咳き込み]
……私からの、最期のお願いだ。
はぁ、ははっ、もう限界のようだ。
君に幸あれ 。[数秒間のノイズ]
(終)