届かぬ想い。


あぁ、どうか。
届け、届けと願うのに。

この口から零れるのは、どうしても。
どうやったって、ため息ばかり―。

ぐちゃぐちゃに絡まった、この想い。
元の形もわからない。
そのくらい、見にくくて。

ああ、醜い…。
綺麗なまま、キレイでいられたら。

後悔のなかで、夢を見る。
もしかしたらを、夢でみる。



（お腹いっぱいって、幸せなのに苦しい。）

神様へ

あれも、コレも。
叶えてなんて、祈りません。

ただ、そこにいてくれるなら。
縋れるものがあるのなら。

ただ、見守っていてくれたなら。
案外、それだけで充分です。

困ったときに、助けてもらえる。

そりゃあ、嬉しいですけれど。
人なんて、勝手なんですから。

それぞれ都合の良いように、生きるだけ。


― あ、今。… もしかして？なんて。

見てくれていたかなって、思ったら。
助けてもらえていたのかなって、感じたら。

勝手に、お礼を言いに伺います。

まぁ、どこらへんにいらっしゃるのか、わかりませんが。


（心からの祈りぐらいは、叶えて欲しいという我儘。）

遠くの空へ


遠いなって、眺めて。
すぐに視線は足元へ。

ただ、眺めるだけの。
遠い空。

理由なんて、説明できないけど。
気がついたら見てしまう。

何の感情も無いはずなのに…。


（きっと、それは。無意識の憧れ。）

つまらないことでも。


大切だったと、
思う時が来る。

目が覚めるまでに。


この気持ちを、忘れますように。


好きも、きらいも。
辛いも、楽しいも。
大きすぎると、苦しい。

考える先にあるものは、
どこからでも不安に繋がって。

休みなく働く、この脳に、
休息なんて、ありゃしない。

そうして、また…。
眠れず時間は過ぎていく。


(寝不足も、休める理由になればいいのに！)