わたしの日記帳。
日記は書かない。
というより、書けないと言っていい。
それは、昔からで。
何度か、日記でも書いてみたいと。
日記帳を用意してみた。
1日目は、やる気があって。
2日目は、続けられるぞって思って。
3日目ぐらいから、雲行きが怪しくなる。
だんだん、書くことを迷って。
迷い続けて。
書かなくなる。
代わり映えしないから。
何も面白くない気がして。
日記を書く意味を、考えだして。
書きたくなくなる。
日記を書くってことは、自分を見つめること。
1日を振り返って、何もない日々が悲しくなる。
だから。書けない。
たぶん。
これからも。
(苦しくなるのは、きっと日常に満足してないから。)
やるせない気持ち。
うーん。
きっと小さな事はたくさんあると思う。
急に言われても、言葉に出来ないけれど。
あぁ、またかって
どうしてって
思うけど、くちに出来なくて。
でも、こころは正直だから。
自分の中で、モヤモヤたまってしまう。
吐き出せないことも、嫌になって。
諦めたって思って、慰める。
自分に言い聞かせて、見ないふり。
でも、やっぱりどうにもできないから。
知らないうちに、やるせなさは溜まってく。
(気にしないって難しい。)
(だから、気にするなって言わないで。)
海へ
海から水蒸気となって、空へ。
空から雨となって、大地へ。
大地から水の流れとなって、また、海へ帰る。
コップに入っている水も。
草木や作物が蓄えた水も。
いつか海へ帰って行くだろう。
最後に行き着いて。
また、もう一度旅立つ場所。
時々、海を見たくなる。
遠く水平線の続く海。
とてもとても大きな存在。
小さな自分が飲み込まれそうな。
優しいだけじゃない。怖い海。
でも、やっぱりキラキラ輝く海は。
とてもキレイだから。
ぼんやり眺めたくなるんだ。
(悩みも不安も全部、流されてしまえばいいのに。)
裏返し。
裏を返せば、表になる。
なにか、目の前にあって、
見えないところがあれば、
そこに何があるのか、見てみたい。
もしそれが、なにか、わかっていれば。
好きなものなら、また見るだろう。
嫌いなものなら、見たくもない。
どちらでもなければ、損得を考えてしまうかも。
それを、めくると。
どうなるのだろうか。
考えずにはいられない。
好奇心が動き出す。
吉とでるか、凶とでるか。
運命の分かれ道。
物も、人も、裏も表もあるもんだ。
(隠したいものは多くても、隠されると見たくなる。)
鳥のように
飛べたらって、よく聞くけれど。
鯨になって
海を泳げるたらって、思う。
だって、高所恐怖症だから。
(無いものに憧れるのは、みんないっしょ。)