如雨露

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8/23/2022, 4:33:42 PM

海へ


海から水蒸気となって、空へ。
空から雨となって、大地へ。
大地から水の流れとなって、また、海へ帰る。

コップに入っている水も。
草木や作物が蓄えた水も。
いつか海へ帰って行くだろう。
最後に行き着いて。
また、もう一度旅立つ場所。

時々、海を見たくなる。
遠く水平線の続く海。
とてもとても大きな存在。
小さな自分が飲み込まれそうな。
優しいだけじゃない。怖い海。

でも、やっぱりキラキラ輝く海は。
とてもキレイだから。

ぼんやり眺めたくなるんだ。



(悩みも不安も全部、流されてしまえばいいのに。)

8/22/2022, 2:51:35 PM

裏返し。


裏を返せば、表になる。

なにか、目の前にあって、
見えないところがあれば、
そこに何があるのか、見てみたい。

もしそれが、なにか、わかっていれば。

好きなものなら、また見るだろう。
嫌いなものなら、見たくもない。
どちらでもなければ、損得を考えてしまうかも。

それを、めくると。
どうなるのだろうか。

考えずにはいられない。
好奇心が動き出す。
吉とでるか、凶とでるか。
運命の分かれ道。

物も、人も、裏も表もあるもんだ。



(隠したいものは多くても、隠されると見たくなる。)

8/21/2022, 11:14:46 AM

鳥のように

飛べたらって、よく聞くけれど。


鯨になって

海を泳げるたらって、思う。


だって、高所恐怖症だから。





(無いものに憧れるのは、みんないっしょ。)

8/21/2022, 3:07:49 AM

さよならを言う前に。

小さい頃、夏の夕方が好きだった。
なかなか暗くならなくて、
だんだん涼しくなってくるから、
ギリギリまで近所の子たちと遊んでた。

晩ごはんのいい匂いも漂って。
ゆっくり夜に向かっていく空気は、
大人になった今でも好きだったりする。

楽しかった日は、なかなか家に帰らなくて。
それぞれ親に呼び帰された。
まだ、遊ぶと駄々をこねたこともあった。

それでも、帰らなくちゃならないから。
お腹だってすくから。

だから。
また、明日って言ってさよならする。

明日を、約束してさよならする。


大人になった今、あんまり言わなくなったかも。

おつかれ様ですが、挨拶で。
なかなか、またねって使わない。
日常が、仕事中心で終わるから。
なかなか、遊びなんていかないし。

休みは、休みで終わるから。
さよならってなかなか言わないな。


(さよならって言える別れは、ありがたい。)

8/19/2022, 1:12:56 PM

空模様。


今日の天気は、晴れ。
いや、曇りのち晴れ。
でも、夏だから。
もしかして、通り雨が降るかもしれない。

天気予報はあたらない。


春の空。夏の空。秋の空に、冬の空。

見上げて、季節を感じれる。
いろんな空があるけれど。

その日の気分で、空も変わる。
自分のこころで、空が変わる。

気分が良いと、曇りや雨が憂鬱でも。
雨の音や、風の音。
すこし心地よく感じれる。

落ち込んだとき、晴れた空でも憎らしい。
曇りや雨だと、もっとひどい。
じめじめ、重く沈んでく。
ふて寝だってしたいぐらい。


できれば、きれいな空の模様。
いっぱい楽しんでいたいから。

できれば、元気でいたいもの。


(ふとした時に見る空が、綺麗に見えると嬉しいよ)


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