毎日星に願って眠りにつく

そんな役を引き受けた

全然わからない

星に願ったところで何が変わるのか

どうやって台詞を言えばいい？

どうか私に心をください

そう星に願って目を閉じた

アラームの音だ。脳に意識が宿り、何時なんだろうと時計を見る。ぼんやり映る午前4時を指す針。当たり前だアラームが鳴ったんだから。毎日毎日バカなのか私は

朝っぱらから変なことをたくさん考える私とは違って、夜明けは静かすぎる。私が世界を起こしてやろうかああん？

そんな私でも朝の時間は大好きだ。ストレッチして外に出てランニングをする。何にも言わない世界は、私に無駄な邪魔はしてこない。明日もちゃんとむかえられるかなぁ

私を、まだ君は知らないでしょ

はじめまして。って今日やっと友達になれるんだね

今日は人生で最高の日になるにちがいない

朝から世界一の美女に仕上げて準備完了

勝負の1日、いってきます!!

絶対に君の1番になってみせる

終わらない物語なんてあるわけない

この世の命はいつか絶対終わる

終わらせたくないという欲が強すぎるあまり

ありもしない終わらない物語を書いてしまいたくなるのだろう

でももし永遠に続く物語があるならば

パンを食べて生きたいなぁ

大好きだ

ずっと変わり続ける

この空が

同じ空の景色

なんて見たことがない

ときには綺麗な化粧を纏って

ときには悪魔のような顔をみせ

ときには大地を豊かにし

ときには命を奪う

愛好も憎悪も

この大空から感じる

そのくらい力強い存在なのだ

“空”というものは。