雨谷リツキ

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3/3/2024, 4:20:25 AM

世界を救うことができるのなら。
私の身など、捧げられるのなら捧げましょう。

たった一つの希望を、光を、
絶やさずに繋いでいくために。

――ああ、残される貴方たちに、
せめてもの祝福があらんことを。

2/23/2024, 6:28:06 AM

太陽のような貴方に恋をした。
貴方のことをもっと知りたくて、近づきたくて。
貴方ばかりを見つめている私はきっと。
陽の光を追わずにはいられない、
向日葵みたいになってしまったのかも。

2/21/2024, 6:12:52 PM

終わってしまった世界を、ゼロになってしまった世界を、あてどなく歩く。
どこまで歩いても、見えるのは荒野だけ。
生き物の姿はない。

『この世界に本当に希望はあるのか』

隣を歩く男がぽつりと零す。
終わったまま変化のない世界を見て、弱気にでもなったのか。
だが、ここで弱気になっている場合ではない。

『たとえ全てが終わってしまって、もう何も残されていなかったとしても。
まだ私たちがいる。まだ、光は失われていない。

私たちの手で、始めから--ゼロから、希望を紡いでいくんだ。

ゼロからのスタートも悪くないだろう?』

挑発するように笑ってみせれば、そうだな、と幾分か覇気の戻った声が返ってきて。
そうして今後も、歩みは止めず。
希望を探して二人旅を続けていくのだ。

2/18/2024, 6:20:38 PM

今日は何をしたっけ、とベッドに寝転びながら考える。

学校に行って、放課後はあいつとくだらない話をしながら帰って、夜は借りてきた映画を見たんだっけ。

あの話は面白かったなとか、映画も続きが気になる終わり方だったなとか、とりとめのない考えが浮かんでは消える。

まあつまり。今日は特別なこともなく、普段通りの1日だったということで。
平和な今日にさよならだ、なんて思いながら瞼を閉じる。

明日は何をしようかな。映画の続編を探しに行くのも良いかも。
そうして明日に思いを馳せながら、意識はゆっくりと微睡みに沈んでいった。

2/16/2024, 5:54:29 PM

誰よりも、何よりも
貴方にふさわしい私でいたい

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