窓越しに見えるのは
奇妙な町
わたしには関係ない人々
どうなってもいい
窓の外側から見た私も、どうでもいいのだから
窓の内側にいると、外の世界をほとんど感じない
窓を閉めて、カーテンも閉めれば、全く感じなくなる
音も光も、風も、においも、そして何を見ることもない
情報は少ないほうがいい
窓の外側からは誰も、内側にいる私に気づきもしない
締め切った部屋で、ひっそりと生存している私など
見つけてほしくない
地味な私を
もっと地味に生存していたいから
誰にも見つかりたくない
子供の頃は
はやく大人になりたかった
芋くさい小学生中学生をやって、
高校も適当にやりすごして、社会人になった
やっと大人になって、仕事をして、大人の遊びを散々した
そしたら、子供の頃がどれだけ貴重な時間だったか知った
幸せのピークだったことも...
なにも遊具らしいものがなくても、いくらでも遊べて
好奇心も、体力だって、いくらでもあった
損得勘定なしで、友達をつくれた
その年頃特有の悩みもあったんだろうけど、
そんなの忘れた
そんなことより、また子供の頃に戻ってみたい
まだ30歳なのに、もう30歳でもある
人生の1/3は過ぎ去ってしまった
また本を読みたい
しぬほど絵を描きたい
「ごめんね」
ごめんね こんな生き方しかできなくて
理想はあるのに
しがらみばっかりで、全然動けない
ごめんね。私。
昨日へのさよなら
明日との出会い
昨日にさよならできてない
やらなけらばならないことがありすぎて
やりたいことができてない
しかも、やらなければならないことは
望んでないのにどんどん積み重なっていって
消化しきれない
昨日を延長してるような毎日
境目がボケてて、
明日の予定は入ってるけど、今日の延長なのだ
今日は、昨日の延長をこなしたけど
また今日、新しいやるべきことがふえて、
ずっと前に決まってたやらなければならないことを思い出したりもする
昨日と今日、明日と、昨日が積み重なっていくので
いつか圧縮されすぎてペシャンコになる
誰か、ペシャンコの私をみかけたら
フゥっと膨らまして、ポーンと、遠くへけとばして
理想のあなた
書く習慣なのだから、毎日どんなお題でも何かしら思ったこと考えたことを殴り書きするのが理想。
それが訓練になるんだから、やるべきだといつも思うんだけど、ついカッコつけて書きたくなる。