あの美しい翼で
どこまでも高く飛んでみたい。
あの小さな翼で
遠くへ冒険してみたい。
あの大きな翼で
風にのって気持ちよく飛んでみたい。
あの鳥のように
自由に羽ばたきたい。
お題 鳥のように
さよならもありがとうも言えなかった。
必ず君に伝えようとしていた言葉。
今まで、色んな人と離れてきた。
相手から「さよなら」と言われた時はあった。
だけど、私から「さよなら」という言葉は出なかった。
唯一言えた言葉は「またね」だけ。
「さよなら」は怖いのだ。
もう二度と会える気がしないから。
もう一度、会いたいと思ったから。
また会えることを信じて。
「また、会えることを楽しみにしてます。またね。」
お題 さよならを言う前に
外へ出かける時、道の途中で見る空。雲ひとつない真っ青な空、雲のある空、全く見えない青空。
それを毎日、空を見上げて気持ちよさを感じさせる。
空を見ながら、考え事したり妄想したり。時間を忘れさせてくれる。嫌なことも忘れさせてくれる。だから好き。
それだけじゃない、もっと上には宇宙がある。星がある。それを思うと空を見るのは楽しい。もちろん、雲の形を流れを見るのも好きだ。
ずっとこの平和が続きますように。
お題 空模様
私にとっての鏡。それは、時に自信をくれるアイテム。女の子には必須のアイテムだ。前髪を直す時もメイクをする時も身だしなみを整える時も手鏡やコンパクトミラーなどを使い分けている。
鏡は自分の姿を映す。それは、コンプレックスである外見、現実を遠慮なく映す鏡。だから、時に自信をくれるアイテム。
この世界から鏡が無くなってしまえば、どうなるのだろう。
お題 鏡
私が小学生の時の話。
その頃の私は小学3年生。これまで転校が多く、ほとんど友達がいなかった。もちろん、何人か友達はいた。その中で男の子の友達がひとり。今でも、私の大事な友達だ。
男の子とはほとんど毎日一緒に登下校をしていた。これが私の日常。
私が小学6年生になる時には夏休み前に転校することがもう決まっていた。
私が転校する前の登校、最終日。
今思うとなぜあのようなことをされたのか分からない。
同じ委員会の男の子。この子は私の友達である男の子と友達同士なのだ。私が校舎を出ようとした時に突然後ろから呼び止められた。なんだろう?何の用だろう?そう思った。
「転校するんだろ?」そう言われ、私にあるキャラクターのキーホルダーを渡された。え?何?と聞こうとした。予想もしていなかったことを言われた。「あいつに会って絶対渡せ、絶対だぞ!」と必死に私に向かって叫んでいた。驚きのあまり声が出なかった。下校時刻になった。私は今日も友達である男の子と帰るつもりでいた。あと、あのキーホルダーについて聞きたいこともあった。だが、その私の計画は一瞬で壊れた。たまに私と話してくれる女の子。その子に「一緒に帰ろう」と言われた。断れない性格である私は承諾してしまった。今では、とても後悔している。あの子には悪いが、断れば良かったと。そのまま、友達の男の子とは直接話すこともキーホルダーを渡すことも出来なかった。下校中に友達の男の子が誰かと話している声が聞こえた。一瞬だけ。とても寂しそうな声だった。今でも覚えている。
いつまでも捨てられない、キーホルダー。いつか、再会した時に思いを伝えられたらと思う。
お題 いつまでも捨てられないもの