「10年後の自分」
小学校4年生
10歳の自分が20歳の自分宛てに手紙を書いた。
20歳になって届いた時の喜びは大きかった。
しかし、内容は少し残念だった。
「今、あなたは仕事をしていますか?していませんか?」
「今、あなたは結婚していますか?していませんか?」
これの繰り返し…
小学校時代のことは、忘れてしまったけど、
とりあえず先生から書かされているという意識で書いていたのかなと当時の自分を想像する。
素敵な取り組みだったにも関わらず、意欲的でなかった自分が情けない。
今という時間を大切にして、未来の自分が振り返った時に誇れる自分でありたい。
それに気付かせてくれた自分に対して、
「ありがとう!」
バレンタイン
2月14日の思い出を1つ。
ある年に、付き合っていない友達からチョコをもらった。その子に好意があったからとてもドキドキした。初めて作ったチョコレートだと言葉を添えてもらったが、味はすごく美味しかった。その日、食べる人の気持ちによって味が変化することを知った。
こんな幸せな日が毎日続けばいいのにと思った。
ある年から1年が経った。友達からチョコをもらった。とても嬉しくて、すぐに家に帰って食べた。美味しかった。
それからまた1年後、
どうして、嬉しい気持ちは段々と薄まっていくのだろうか。初めて感じた喜びに程遠いものになっていく。残念ではあるが、いつでも喜びを感じていたとしたら、思い出として記憶には残らないとも考えた。
じっくり考えてみると、自分の思い出、記憶していることは特別なものだと思えてきた。だから、これからも色褪せない思い出を大切にして生きていきたい。
「待ってて」
誰からの言葉を想像するだろうか
幼い子がトイレに行く時、親に「待ってて」
放課後に帰る時、友達に「待ってて」
仕事へ出勤する時、ペットに「待ってて」
人は不安で、人は安心したいからその言葉を使う。
信頼している人にしか使わない言葉でもある。
結婚の時、「待ってて」
すぐには判断できない、先延ばししたい、
そう考えると、
先に待っててというのと言われた後に待っててというのでは、大きく意味合いが違ってくる気がする。
子ども限定の言葉としては、いいのかもしれない。