ゆう

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バレンタイン


2月14日の思い出を1つ。

 ある年に、付き合っていない友達からチョコをもらった。その子に好意があったからとてもドキドキした。初めて作ったチョコレートだと言葉を添えてもらったが、味はすごく美味しかった。その日、食べる人の気持ちによって味が変化することを知った。 

 こんな幸せな日が毎日続けばいいのにと思った。
 
 
 ある年から1年が経った。友達からチョコをもらった。とても嬉しくて、すぐに家に帰って食べた。美味しかった。

 それからまた1年後、

 
 どうして、嬉しい気持ちは段々と薄まっていくのだろうか。初めて感じた喜びに程遠いものになっていく。残念ではあるが、いつでも喜びを感じていたとしたら、思い出として記憶には残らないとも考えた。

 じっくり考えてみると、自分の思い出、記憶していることは特別なものだと思えてきた。だから、これからも色褪せない思い出を大切にして生きていきたい。


2/14/2023, 10:57:05 AM