旅野桜

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8/14/2025, 5:29:12 AM

「言葉にならないもの」

言葉にならないものを、説明のつかない感情や何かを、
言葉にするのは禁忌だろうか。
もし罰を受けるとしても、私はこの感情に言葉をつけたい。
今はまだ、ピッタリの言葉は見つからないけれども。

8/13/2025, 3:24:45 AM

「真夏の記憶」

昔は夏という概念があったんだ。
『寒さ』とかいう、体が冷える時期を冬って言った。
夏の中でも特に『暑い』日は、真夏と言って、
汗をかいたり、水を飲んだりしたんだ。

8/10/2025, 2:40:20 PM

「やさしさなんて」

中途半端な優しさなんていらないなんて
寂しいこと言わないでくれよ
俺は優しくしたいし、優しくされたいよ
見せかけでもいいし、中途半端でもいいからさ

8/8/2025, 9:47:02 AM

「心の羅針盤」

行きたい方へ向いていたはずの針は、
一体どこで狂わされたのだろう。
この街の磁場は、私を惑わせた。
でも、これで良かったのだ。
羅針盤に頼らない、本当の旅が始まったのだから。

8/4/2025, 12:02:22 PM

「ただいま、夏」


中華屋のレバニラ。テレビには甲子園。
余ったそうめん。甘くないスイカにかけたアジシオ。
休日の商店街。氷水に浸かった瓶コーラは300円。
肌を焼く日差し。スーパーの袋にはみょうがとカルピス。

これが、昔の日本の夏か。

私はゴーグルを外す。
『ただいま、夏』というタイトルの記憶作品。
なかなか悪くない。
私は3千円でこれを買った。

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