極解の魔法使い

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10/30/2025, 10:07:58 AM

【お題】愛-恋=?

「・・・・・凄いなぁ・・・・・」
と、目の前の人物のやっている事を見て呟く。
その人物の事は好きか嫌いかで言えば、(色々思う事はあるが)《好き》だ。悪い人ではないのは確かだから、間違いない。
でも、自分の好きな人に対しての想いと、その人物に対しての想いは絶妙に違う。
・・・・・そもそも、この想いの差に気付いたのはつい最近。
窮地に陥った時、私を逃がそうとしてこの人物は
『愛してる』
と言って、固まった私を突き飛ばした。
・・・・・嘘なのか、本当なのか、わからない。
いや、あの発言が本当だとしたら、ちゃんと断らないといけないのだが・・・・・それでも、否定するには何か違うと自分の中で思う。
「・・・・・好き。でも、それだけじゃない・・・・・」
考えてみれば、彼は私の理想だ。
私に出来ないこと、私には無い物で、私にはできないやり方で、周りを助けるし、周りを守る。
私の事も、助けてくれる・・・・・
「・・・・・あ」
そうか
私がアイツに感じてたコレは ——————

By ある代の死神の自問自答

※今日のお題『tiny love』で思いつかなかった為、投稿出来なかった10月15日のお題で書いた事を載せます。

10/28/2025, 10:13:21 AM

【お題】消えない焔

絶対に、《諦める》などする物か。
例え絶望的な状況だろうと、
例え不可能と嘲笑われようとも、
例え届かないとわかっていても、
例え自分が死ぬかもしれなくても、
俺が俺である為にも、
今此処で《諦め(逃げ)》てどうするって言うんだ!

By ある青年の覚悟の叫び



まるで、『消えない焔』の様な人。
太陽の様な、『消えない焔』を持ってる人。
例え、私の時の様な《消えそうな焔》を前にしても、
『消させやしない』と、手を差し伸べて、繋いでくれる人。
だから、私はあの人の様になりたい。
あの人の様な『消えない焔』で、誰かを助けれる人間になりたいと。
あの人に助けて貰った私には、その義務と責任があると思うのです。

By ある青年に助けられ、養われている少女の話



アイツを今此処で、死なせてしまったら。
俺は、俺を許せない。
刑事にしてしまった事も、
此処に来させてしまった事も、
何も出来ない自分にも、
何もかもが許せなくなる。
だから、どんな事があっても
【お前と言う《焔》を、消させる訳には】いかない!

By 腐れ縁の危機に腹を括る青年の覚悟

10/20/2025, 10:07:45 AM

【お題】君が紡ぐ歌

君が紡ぐ歌はとても、とても面白くて。
時に輝かしく、
時に寂しく、
時に激しく、
時に勇ましく・・・・・
売れない時は既存の歌をカバーしてた時もありましたが、君自身が紡ぐ、君の歌が、君の声で紡ぐ歌が、1番好きです。
私達家族の血の繋がりは薄いかもしれないけれども、
家族だから、面と向かって言えないけれども、
家族皆、君が楽しく歌う姿が
君が紡ぐ歌が、何よりも好きです。



By あるバンドシンガーの家族代表、双子の片割れより

10/19/2025, 9:47:37 AM

【お題】光と霧の狭間で

そこまで暗く無い霧の中で、私はひたすら走っている。
何時から、と聞かれたら《気付いたら既に走っていた》と言うのに近い。
何時まで走るのかは・・・・・恐らく、此処が暗く無い理由。今走っている先に、ボンヤリと見える光。
多分、その光の元に辿り着くまでだと思う。
でも、それが本当にそうなのかは分からないし。
そもそも何故走ってるのかなんて覚えていない。
と言うより、《知らない》の方が正しいかもしれない。



それでも、何時かはわかるだろうか?
走りきった先、光の元に辿り着いた時、
『私はこの為に走っていたのか』と
わかる時が、来るだろうか?

By 終わりの無い答えの為に走り続けている誰かの独白

10/18/2025, 9:09:51 AM

【お題】砂時計の音

《血が抜けている》そんな感覚がする。
今まで何度か、戦場で死にかけた事はある。
実際、怪我から血が抜けている状態と言うのもあるが、
その度に、そんな感覚を味わっている。
ふと、何時からそんな感覚を味わっているのかと考えてみる。
物心ついた時から、戦場と共に私は居た。
今までまだ生きていたのは、十中八九、育ての母のお陰だった。
正真正銘、母は強い人だった。
そんなあの人も、私を守る為に死んでしまったが・・・・・
あぁ、そう言えば。
今際の際のあの人を抱きしめていた時も、《血が抜けている》と言う感覚を感じていた。
・・・・・今思い返せば、アレが初めて《血が抜けている》と言う感覚を感じた日だと思う。
まあ実質、あの人は撃たれて出血が酷かったから、文字通り、《血が抜けている》と言う状態だったのだが。
『それが、命が消える・・・・・《死ぬ》と言う事よ』
と、あの人は優しく教えてくれた。
『人の寿命は、砂時計の様な物・・・・・最後の時が、あっと言う間に消えてく様や音が、私にはそう見えるの』
とか、言っていたな・・・・・。
だから、あの人は日頃から【古びた砂時計】を肌身離さず付けていたが・・・・・それも、あの人が死んだ日に壊れてしまった。
考えてみれば、アレがあの人のお守りだったのかもしれない、とボンヤリと思う。
それを思い返せば、段々《血が抜けている》感覚が、《砂時計の音》の様に聞こえてきた。
なんとまぁ、愚かな終わり方だろうと思ったが。
『こんな生がもう終わる』と思えば、穏やかな音に聞こえて来る。
そう思って、自分は目を閉じた。



そんな、二度と覚めないと思っていた私の砂時計を、まさか、【《終わった瞬間に》ひっくり返されていた】と知ったのは、その後会ったアレと行動を共にしてからの話である。

By 神になったもう一人の青年の回想。荒野の果てにて砂時計は独り廻る。

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