【お題】愛-恋=?
「・・・・・凄いなぁ・・・・・」
と、目の前の人物のやっている事を見て呟く。
その人物の事は好きか嫌いかで言えば、(色々思う事はあるが)《好き》だ。悪い人ではないのは確かだから、間違いない。
でも、自分の好きな人に対しての想いと、その人物に対しての想いは絶妙に違う。
・・・・・そもそも、この想いの差に気付いたのはつい最近。
窮地に陥った時、私を逃がそうとしてこの人物は
『愛してる』
と言って、固まった私を突き飛ばした。
・・・・・嘘なのか、本当なのか、わからない。
いや、あの発言が本当だとしたら、ちゃんと断らないといけないのだが・・・・・それでも、否定するには何か違うと自分の中で思う。
「・・・・・好き。でも、それだけじゃない・・・・・」
考えてみれば、彼は私の理想だ。
私に出来ないこと、私には無い物で、私にはできないやり方で、周りを助けるし、周りを守る。
私の事も、助けてくれる・・・・・
「・・・・・あ」
そうか
私がアイツに感じてたコレは ——————
By ある代の死神の自問自答
※今日のお題『tiny love』で思いつかなかった為、投稿出来なかった10月15日のお題で書いた事を載せます。
【お題】消えない焔
絶対に、《諦める》などする物か。
例え絶望的な状況だろうと、
例え不可能と嘲笑われようとも、
例え届かないとわかっていても、
例え自分が死ぬかもしれなくても、
俺が俺である為にも、
今此処で《諦め(逃げ)》てどうするって言うんだ!
By ある青年の覚悟の叫び
まるで、『消えない焔』の様な人。
太陽の様な、『消えない焔』を持ってる人。
例え、私の時の様な《消えそうな焔》を前にしても、
『消させやしない』と、手を差し伸べて、繋いでくれる人。
だから、私はあの人の様になりたい。
あの人の様な『消えない焔』で、誰かを助けれる人間になりたいと。
あの人に助けて貰った私には、その義務と責任があると思うのです。
By ある青年に助けられ、養われている少女の話
アイツを今此処で、死なせてしまったら。
俺は、俺を許せない。
刑事にしてしまった事も、
此処に来させてしまった事も、
何も出来ない自分にも、
何もかもが許せなくなる。
だから、どんな事があっても
【お前と言う《焔》を、消させる訳には】いかない!
By 腐れ縁の危機に腹を括る青年の覚悟
【お題】君が紡ぐ歌
君が紡ぐ歌はとても、とても面白くて。
時に輝かしく、
時に寂しく、
時に激しく、
時に勇ましく・・・・・
売れない時は既存の歌をカバーしてた時もありましたが、君自身が紡ぐ、君の歌が、君の声で紡ぐ歌が、1番好きです。
私達家族の血の繋がりは薄いかもしれないけれども、
家族だから、面と向かって言えないけれども、
家族皆、君が楽しく歌う姿が
君が紡ぐ歌が、何よりも好きです。
By あるバンドシンガーの家族代表、双子の片割れより
【お題】光と霧の狭間で
そこまで暗く無い霧の中で、私はひたすら走っている。
何時から、と聞かれたら《気付いたら既に走っていた》と言うのに近い。
何時まで走るのかは・・・・・恐らく、此処が暗く無い理由。今走っている先に、ボンヤリと見える光。
多分、その光の元に辿り着くまでだと思う。
でも、それが本当にそうなのかは分からないし。
そもそも何故走ってるのかなんて覚えていない。
と言うより、《知らない》の方が正しいかもしれない。
それでも、何時かはわかるだろうか?
走りきった先、光の元に辿り着いた時、
『私はこの為に走っていたのか』と
わかる時が、来るだろうか?
By 終わりの無い答えの為に走り続けている誰かの独白
【お題】砂時計の音
《血が抜けている》そんな感覚がする。
今まで何度か、戦場で死にかけた事はある。
実際、怪我から血が抜けている状態と言うのもあるが、
その度に、そんな感覚を味わっている。
ふと、何時からそんな感覚を味わっているのかと考えてみる。
物心ついた時から、戦場と共に私は居た。
今までまだ生きていたのは、十中八九、育ての母のお陰だった。
正真正銘、母は強い人だった。
そんなあの人も、私を守る為に死んでしまったが・・・・・
あぁ、そう言えば。
今際の際のあの人を抱きしめていた時も、《血が抜けている》と言う感覚を感じていた。
・・・・・今思い返せば、アレが初めて《血が抜けている》と言う感覚を感じた日だと思う。
まあ実質、あの人は撃たれて出血が酷かったから、文字通り、《血が抜けている》と言う状態だったのだが。
『それが、命が消える・・・・・《死ぬ》と言う事よ』
と、あの人は優しく教えてくれた。
『人の寿命は、砂時計の様な物・・・・・最後の時が、あっと言う間に消えてく様や音が、私にはそう見えるの』
とか、言っていたな・・・・・。
だから、あの人は日頃から【古びた砂時計】を肌身離さず付けていたが・・・・・それも、あの人が死んだ日に壊れてしまった。
考えてみれば、アレがあの人のお守りだったのかもしれない、とボンヤリと思う。
それを思い返せば、段々《血が抜けている》感覚が、《砂時計の音》の様に聞こえてきた。
なんとまぁ、愚かな終わり方だろうと思ったが。
『こんな生がもう終わる』と思えば、穏やかな音に聞こえて来る。
そう思って、自分は目を閉じた。
そんな、二度と覚めないと思っていた私の砂時計を、まさか、【《終わった瞬間に》ひっくり返されていた】と知ったのは、その後会ったアレと行動を共にしてからの話である。
By 神になったもう一人の青年の回想。荒野の果てにて砂時計は独り廻る。