キラキラへの難癖

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11/22/2022, 5:34:10 AM

最近やるようにしてる
人生を生きやすくするライフハック。

嫌いなやつの良いところを
片っ端から紙に書出すんだ。
目につくところから、細かいところまで全部。

それをじっと眺める。

イライラしてきたら、今度は
嫌いなやつの嫌いなところを
片っ端から紙に書出す。

ここでポイントは、
嫌いなやつの嫌いなところを
ポジティブに言い換えて書き出すこと。
否定は一切無し。
ちょっとバカにしてる感じになったとしても、
耳あたりのいい言葉に変換する。

そうすると、
あらどうでしょう。

やっぱりムカつくもんはムカつくんだけど
言い換えをするうちに
そうやって自由に振舞ってる
あいつのところを
ちょっと妬んでる自分に気づくわけ。

いや、最悪だわ。
嫌いなやつのこと妬んじゃってるとか
自分小さすぎ過ぎじゃん。
と思ったら大成功。

その紙を盛大に破り捨てて
最後に心の中で一言唱えます。

「気にせず放っとけばいいじゃん。
自分の方があいつよりこういう所勝ってるもんね。」

破り捨てたあいつを一瞥して
ふっと嘲笑ったら、
美味しいご飯をたべましょう。

これで完璧。

11/18/2022, 2:13:20 AM

あと、1ヶ月半で今年が終わる。
また、終わってしまう。

寒くなってくるとまた、
「この1年、私は何してたんだろう。」
が、どっと押し寄せる。

できることもっと増やさないと。
生産性のあることしないと。

このままこんなにちっぽけな消費者で
終わっていいんだろうか。

11/7/2022, 7:05:28 PM

許せないものがたくさんある。
苦手な人の言動を睨みつけるような人とか、
陰で悪口を言う人とか。

そういうと許せないものを
見つけても何も言えず見て見ぬふりをしてしまう癖がある。


許せないものがたくさんある。
嫌なことがあっても見て見ぬふりをするような人とか、
空気が悪くなるとヘラヘラと笑って逃げる人とか。

そういう許せないものを
どうしてと問い詰めてしまう時ある。


許せないものがたくさんある。
自分が一番正しいと信じ込んでいて、こちらの言動にいちいちどうしてと、食いついてくる人とか、
情熱さえあればなんでもできると思い込んでる人とか。

そういう許せないものを
鼻で笑ってしまうことがある。


許せないものがたくさんある。
一生懸命頑張ってる人を鼻で笑う人とか、
いつかなんとかなると言って努力しない人とか。


そういう許せないものは
こちらの意見なんてどうせ聞かないから
哀れみと嫌悪から睨みつけてしまう癖がある。



どこまで行っても私たち、分かり合えない。

10/28/2022, 8:33:27 AM

毎日ガンガン頑張っているあの人はすごく輝いている。

若くて、縛られてないから、
今日も動画配信であったり、
特技や人脈を活かした個人展であったり、
ガンガンやっている。
その成果、きちんとファンを増やして
その人たちからたっぷりとお金を貰っては
いいものを買って、いい生活をして
正しいサイクルの中で多くの利益をもたらしている。

品がある人とか、華がある人とか、
ふっと視線を持っていかれるような人には
だいたい何かしらの共通点がある。

スタイルが良かったり、
持ち物がハイブランドだったり、
顔が整っていたり、
なんかすごくいい匂いがしたり。

このどれもに当てはまらない自分は、
確実に“何者”にもなれないことだけが確定していて
なんとなく今日も指銜えている。

昔は自分もガンガンやっていたんだけどなぁと思いながら
1日必死に消化しては歯車に徹す。


あーあ。この歯車、もう錆び付いてんなぁ。

10/16/2022, 3:36:02 PM

Mr.ChildrenのHEROという曲をご存知だろうか。
歌い出しはこう。

“例えば誰か1人の命と引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているような男だ

愛すべきたくさんの人達が
僕を臆病者に変えてしまったんだ”

リリースされた当時小学生だった私は
この滑らかな歌い出しの詞を聞き、
ああ桜井さんは恵まれた人なんだなぁと感心した記憶がある。

私は生まれた頃から平均より少し背が低く、ぽっちゃりとした体型と、奥二重で腫れぼったい目、ぼてっとした丸い鼻、剛毛なくせっ毛を持ち合わせ、全体的に垢抜けない田舎臭い印象を寄せ集めたような子供だった。
鏡に映る自分は笑っても泣いても、
クラスの下の中あたりの顔だなぁと嫌にリアルに自己採点していたのを思い出す。

ちなみに、先程のHEROの歌い出しを私の気持ちにするとこうなる。

“例えば誰か1人の命と引き換えに世界が救えるなら
僕はとりあえず挙手してみて、「みんなが選ばれたくないなら自分でもいいですよ」と、提案してみる人間だ

愛すべき存在はたくさんいるけれど、自分の必要性を見いだせないんだよなぁ”

と、言った感じ。


当時の自分は死にたかった訳では無いけれど、
自分の価値とか意味をあんまり見いだせないなら
死んで誰かの役に立てるのなら、
それは結構妙案かも。
と考えるような子供であった。


ただ、単に自分の見た目が残念なだけでは、人はこうも自尊心を失うことはない。

原因は5つ歳上の姉だった。
すらっと細く華奢な体型に、ぱっちり二重、鼻筋の通ったくっきりした顔立ちと、つやつやのストレートな髪。私とは何もかも対照的だった。
そこに姉としてハキハキと話す物言いの強さと、
女の子特有の自分の可愛さをよく理解して両親に甘える狡猾さがある人だったのだ。

頭の回転が早い姉はいつも兄と私を
ハキハキと従わせ、言いくるめ続けていた。

5つも離れた姉に理不尽を感じる場面も多かったが
言い返せたことは1度もなく、
姉は全てを持っていて
私はなんにも持ち合わせていない。

羨ましさ半分、悔しさ半分
勝てない存在に幼少期から
せっせと心を打ち砕かれ、小学生の頃には
立派に自尊心の低い子供が出来上がっていた。


最近ね、
ヒロアカの5期が始まって喜んでいるのと同時に
ふとHEROというタイトルの歌を思い出したがために
芋づる式に出てきた昔話でした。

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