題名:二人だけの秘密
繰り返し練習を、していました。
まず、質問されたら、はぐらかすこと。
次に、愛想笑いをして、話題をすり替える。
最後に、忘れずに挨拶を。
二人だけの秘密です。
隠さないと関係は崩壊。
二人だけの秘密です。
だけど関係崩壊寸前。
分かっていながら秘密にしていた。
どうせ、どこかで広まっているんだ。
さようなら、さようなら、おはよう。
題名:優しさだけで、きっと
「優しいね。」
「全然。君の方が優しいよ。」
「いやいや、私は…」
「そうやって譲り合っても、何にもならないのにね。」
「だったら、なんであなたは否定したの?」
「それはもちろん、褒めてくれたから。」
題名:カラフル
くるくると回っている。
倒れては起き上がる。
無個性な僕は、
何色なのか当ててみてよ。
答えは何通り?
微笑んでは去っていく。
転ばせて、前を向かせていたんだ。
待って待って、なんて届かないね?
─没個性だなんて可哀想ね。
そんな戯言吐くなら黙っていろ。
無機質な声が響くんだ。
─まるでお人形ね。
「大っ嫌いだ。」
言い放て、真相を!
色づくのは、個性だった。
はず、だった。
ぐるぐる混ざった。
色を足しては流して、さ。
おかしな話ね、
題名:楽園
張り裂けそうな気持ちさえ、
言ったって、誰も分からないね。
ネガティブな感情も、
押し込んで、余計に苦しいよ。
吐き出してしまいたいな。
本音という邪魔物全て。
そしたら楽になれるでしょうね?
自由ばっかし考えてんだ。
吐き出してしまいたいな。
本性という嫌いな全て。
そしたら楽になれるでしょうね?
なんなら楽園に行ってみたいよ!
素直になれない馬鹿な私は、
今日もふらふら漂っている。
題名:風に乗って
ふわり飛んで、笑って、うわの空だね。
いじわるな君も、照れ隠ししている。
ふわり飛んで、眺めて、うわの空だね。
照れ屋な私も、笑顔で拍手。
踊って、回って、止まらないね…?
風に乗って、どこかへ行こうよ。
私、くらりと、ふらりと、目まいがするな…?