contradiction

Open App
2/4/2026, 7:58:38 AM

題名:1000年先も

「永遠に、一緒にいられたらな。」
そっと君は呟く。

その一言を、僕以外は聞いていないはずだ。
きっと、聞かれたらいけないと思う。
そしたらみんな、泣いてしまう。
ただ、ただ、そうやって…。

隠してばっかりだった。

「なんか、言った?」
話しかける君に僕は言った。

「1000年だけ、とかにしたら?」

と、おどけた顔をして。

2/2/2026, 10:36:08 AM

題名:勿忘草(わすれなぐさ)

忘れないで、忘れないで。
手を掴んでみたけれど、
流されてしまう。
なんて悲恋な話だろう?

忘れないで、忘れないで。
なんて、それは一時の話。
なくなってしまえば、面影すらないの。
なんでだろうね。

ねぇ?

2/1/2026, 11:50:20 AM

題名:ブランコ

夕暮れの、赤く染まるブランコ。

空っぽで、勝手に揺れるブランコ。

そこにいた、あなたはどこ?
そこにいない、あなたは誰?

フラッシュバック、人差し指立てて、
フラッシュバック、左右に揺らす。

待ってが言えないこんな私、
きっとダメでしょうね、そうでしょうね。

届かない。その背中に、
届かない。私の手が、
届かない。だけど、

“倒した”と言われる始末。

待って。
待って?

そう言って泣き笑いするの。

笑って。
笑って?

1/31/2026, 11:21:08 AM

題名:旅路の果てに

雨が降っていた。
傘を差し出す君と、
ずぶ濡れの私の、
記憶が交差する。

ぐーるぐーると世界一周。
誰も知らずに地球は回転。
止まらない現実は、そのせいだ。

高温多湿の世の中で、
誰も知らずに消えていく。
結露した真実なんて、壊れるの。

低温乾燥した世の中で、
私は一人枯れていく。
火事で焼けたの、理想なんて。

1/31/2026, 7:38:36 AM

題名:あなたに届けたい(続き)

その声とともに、いろんな人々が僕を襲う。

期待、責任、束縛。

そんな名前の人達は僕に手を伸ばしてくる。

嫌だ、嫌だ、嫌だ。

僕は、僕は、僕は…。

「大丈夫。」
その声が聞こえた時、僕を追いかけてくる人達が消えた。

「もう、苦しい思いはしなくて良いよ。あなたが押し潰されないように、私が守るから。」

───────────────────────

とまぁ、苦しい思いを相談して救ってくれた話を、そんな感じにアレンジするとこうなるわけですね。

長いお話も、これでおしまいです。
これからは普通に書きます。

それでは、どこかで。

Next