題名:安心と不安
「捕まえた。」
─やっと、終わった。
─この後どうなるんだろう。
安心と不安が混ざった気持ち。
落ち着かせるように独り言を呟く。
「…大丈夫。」
「もう、君の逃走劇は終わりだ。潔く認めた方が良い。足掻いても何もならない。」
安心を切り裂くように知らない誰かにそう言った。
「逃走劇と決めつけた貴方方が諦めろ。私が犯人の証拠は無い。終わりなのは貴方方だ。」
手を銃のようにして、パン、と撃つようにする。
「五秒後に、始まる。」
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…………この続きはどこかで。
題名:逆光
逆光で、黒く塗り潰された。
避けようにも逃げられない。
現実逃避、責任転嫁、妄想に溺れる
底なし沼にとらわれ、「SOS!」
反射して、光っているのに。
後ろ暗くて動けない。
全て晒そう。
カメラを向けて、
「人生終了」鐘響く。
題名:こんな夢を見た
「私はあり得ない夢を見ました。」
犯罪者の声明文。
パンパンと鳴り響く。
銃声、マッチ、憶測。
嘘じゃなきゃ困るコール、
バットエンドじゃ終わらないストーリー。
「夢だったはずなんだ。」
犯罪者の声明文。
お先真っ暗の未来と、
終わりを告げないチャイム。
物語は、未完成のまま。
…そんな、夢を見た気がしたんだ。
…夢だったはずなのに。
…あり得ないんだ。
目を見開く。
だーれ?
題名:タイムマシーン
「過去に行って、やり直しますか?それとも、未来に行って、未来に降りかかる不幸を防ぎますか?」
まるで、金の斧と銀の斧のような話。
どちらにしようかな、と、心の人差し指で選ぶ。
「タイムパラドックスが起こりそうだから止めとく。どうせ、やり直しても、どうせこんな現実は変わらないよ。」
涙目の僕に君は言った。
「────────────────。」
正直ものだkaら、な#%だ。
だkar ────
題名:特別な夜
笑えない日々に君は言った。
「ねぇ、抜け出そうよ。」
大きい檻から抜け出す私達。
ひたすら笑い続ける私達。
小鳥のような私達。
だから世界を知らなかったんだ。
あきれるほどの、サイレンと、
耐えられないくらいの、叫び声。
「もう、ダメなのかな。」
まるで鬼ごっこのような世界から、逃げられるはずがない、とでも言いたそうな君の顔。
「最後に夜が明けるまで楽しもう。」
私の言葉にうなずく君に。
これはそんな君に捧げた歌だった。
君の手と、私の手を、繋いで抜け出す in the night
人差し指で見つけた、一番星に走りましょ。
だいたい矛盾、だいたいダメダメ。
君の言葉で弾き飛ばそう。パンッとスタートだ。