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8/7/2024, 12:10:36 PM

最初から決まってた

最初から決まってた、今日は放課後にPTA総会があって体育館に集まらなきゃいけないんだって。だけど私は、体育館行かずに静かに教室を出た。そして自転車をこいで家に帰った。ダメな事だってわかってた。だって先生が1週間前からPTA総会があるっていていたから。だけど私は学校という場所が大嫌いで一分一秒でも学校に居たくない程だった。

だからダメな事だとわかっていても反射的に教室を出て帰ってしまったんだ。もちろん次の日休み時間に職員室に呼び出されて先生にひどく叱られた。「なんで昨日は勝手に帰ったの?PTA総会があるって言ったよね?なのにどうして帰ったの?先生に何も言わずに、何か理由があったの?」先生は声を張りあげて私にそう言った。「別に特に理由はないです」私は俯いてそう答えた。「じゃあどうしてだ!」先生は更に声をはりあげて言った。私は先生の声に驚いて身を縮めた。「学校に……居たくなかったからです」私がそう答えると先生の雷が落ちた。「PTA総会は大事な総会なんだぞ?学校に居たくないからって、そんな勝手な理由で帰って良い訳ないだろ!」先生は大きな声で怒鳴った。「すみませんでした」私は小さな声でそう言った。先生は学校に居たくなかったと答えた事に対しては何も言わなかった。「なんで学校に居たくないの?」と聞いてほしかった。なぜなら私は学校でいじめられていたから。だから学校には居たくないのだ。学校は怖い場所なんたと思っているから。

でも今思えばどんな理由があるにせよ、勝手に帰ってしまったのはよくなかったなと思う。PTA総会があるって最初から決まっていて放課後に体育館に集まらなきゃいけなかったのだから。だからこれからは最初から決まっていた事に対して当日に都合が悪くなってしまったら必ず伝える事を忘れないようにしたい。

8/6/2024, 12:01:56 AM

鐘の音

鐘がなった。
静かなこの空間にそっと鐘の音が響いた。
鐘の音って不思議なくらいに私の心を落ち着かせてくれる。

いい音だね!2つに結んだ髪を揺らしながら君は笑顔で私にそう言った。君の笑顔が愛おしかった。君の笑顔を見て絶対に君を幸せにしてみせると僕は心に誓った。大丈夫、これからも僕たちはずっと一緒だよ

8/4/2024, 12:16:32 PM

つまらない事でも 詩

つまらない事でも
やってみようと思う事が大事

つまらない事でも
やると決めたら最後までやり抜く

つまらない事だと思っても
挑戦してみる事が大事

つまらない事でも
やってみたら楽しいかもしれないから


つまらない事でも
やり続ける事に意味があると
僕は思うんだ

8/2/2024, 12:09:23 PM

病室

二年前の中学三年の夏、私は病室のベッドの上にいた。
二年前のあの夏、私は「周期性嘔吐症」という病気で入院した。周期性嘔吐症は嘔気や嘔吐が何時間も持続する病気でいまのところ、原因は分かっていない。そしていつ起きるかわからないというのがこの病気の特徴でもある。

私は二年前の夏の入院をしてから定期的に同じ病で度々入院している。そして退院するたびに学校に行くのが怖くなる。というのも高校一年の冬に二回目の入院をして、しばらく学校を休んだあと久しぶりに学校に行ったら、学校の先生がどうだった?楽しかった?ってニヤニヤ笑いなから私にそう聞いてきた。その言葉は私の心に大きな傷を作った。その言葉を聴いた時に私は、この先生が何を言っているのか分からなかった。人の気持ちを踏みにじる浅はかな言葉に私はかなり傷ついた。入院が楽しいわけ無いだろ!大変で苦しい事ばかりだよ!とそう叫びたかったけれどショックで反論する事もできなかった。

先生にそう言われてから私は学校に行くのが怖くなってしまった。その高校の先生は高校が系列している学童の先生でもある。しかしそんな事を言う人が学童と高校の先生だなんて信じられなかった。高校でも学童でも部屋でなるべく一人でいるようにした。先生にこっちにおいでと言われても一人で居たいと言って一人で居るようにした。またあんな事言われるんじゃないかとビクビクしながら通う日々だった。

今私は高校二年生。先生の言動に傷つけられたりもしたけれど残りの一年を充実した一年にできると良いな。

7/31/2024, 11:00:36 AM

だから、一人で居たい

私は中学生の頃に、学校にいけなくなった事がある。そんな私にお母さんが声をかけに私の部屋にやって来て、「今日は行けそう?少しでも良いから頑張ってみようよ!」って毎日そう言った。そんなお母さんに「もうわかってるよっ、お願いだからほっといてよ!」私は部屋のドア越しにそう叫んだ。

私の事を心配してくれてるって分かってるのに、それなのに心の中に一人で居たいと嘆く自分がいた。どうしても素直になれなくて毎朝お母さんを困らせてしまった。

そんな私は今高校二年生。
中学を卒業してから、もう毎朝お母さんを困らせたくないと思い、少しずつ学校に通うようにして今ではもう毎日学校に行けるようになった。これもお母さんのおかげなんだと改めて思う。

お母さんへ
私が学校に行けなくなった時に毎朝心配して部屋まで来てくれてありがとう!あの時はずっとうざったいと思っていたけれど今思えば私のために言ってくれていたんだよね!ありがとう。これからもよろしくね!大好きだよ

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