今日の心模様
今日の心模様は曇りというか曇天だ。
私はこの春、高校二年生になった。
新学期が始まり新たに1年生も入ってきた。私は人との会話が苦手で特に初めての人とは全く会話ができない。けれど人に興味関心がないわけではない。今年は1年生が一人しか入学してこなかった。それも男子。私の通う高校は通信制のため生徒が普通の高校よりも少なく、女子高生は私の他に一人しか居ない。その子とはだいぶ話せるようになったしLINEでのやり取りもしていて仲良しな友達だ。
私は今年の入学式で誰が入ってくるのか楽しみだった。もしかしたら仲良くなれるかもしれないと思っていた。しかし、「男子かぁ」と心のなかでがっかりした。女子を期待していたからだ。でも意外と仲良く慣れそうな人だったので少し安心した。そんな新一年生に話しかけてみたいと思うけれど何をどう話せば良いのか分からず未だにお話出来ないままだ。その子に興味はあるものの、どうやって話の話題を持ちかければ良いのかわからないのだ。
でも後残り2年を一緒に過ごすのだからそれまでに少しずつその子の事を知っていけたら良いと思う。
たとえ間違いだったとしても
たとえ間違いだったとしても
私はずっと応援しているよ
君が夢や目標に向かって諦めずに挑戦する姿を
ずっと見守っているよ
傍にいて支えるよ
将来の事で悩んでいる君へ
疲れたら休めば良い
時には休憩も必要だから
迷って悩んで葛藤しながらも
諦めない心を大切にしてほしいと私は思うのです
雫
夜自宅の寝室で、私は布団の中で考え事をしていた。そして気がつくと涙の雫が流れ落ちて頬をそっと濡らした。
高校生になってから辛いことが多く気持ちが沈む日が増えた。けれどそんな私がここまで何とか頑張れたのは両親や離れた場所で応援してくれている妹の存在が大きかったと思う。人を身近に感じるとはまさにこの事を言うのだろう。
これから人を身近に感じられるという事を大事にしながら頑張りたいと思う
何もいらない
「何もいらないっていう言葉なんかなくなれば良いのにな」幼い男の子がそう言った。
男の子が暮らす街は戦争をしています。男の子の家は攻撃を受けました。食糧不足も深刻で食べ物も満足に食べられないのです。
世界にはこの男の子の様に戦争地域で暮らす人が沢山います。食糧不足や教育の寸断も、深刻な課題となっています。
だから私は何もいらないと言う言葉を簡単に使ってはいけないと思うのです
もしも未来を見れるなら
もしも未来を見れるのなら誰一人我慢する事なく公平に生活できる世界に行きたい
真夜中両親の怒鳴り声で楓は目を覚ました。これで二回目だ。「ねぇっお願いだから静かにしてよっ」
楓がそう言ってもふたりは構わず怒鳴り合っている。「ねぇっ」楓がもう一度大きな声で言うと、二人はやっと楓の方を向いた。そして「まだ居たのかさっさと寝ろと言っただろっ」と父親が怒鳴った。「そうじゃなくて寝れないから静かにしてほしいんだよ」と楓が言うと「大人の事を子供がいちいち気にするなっさっさと寝ろ!」と、父親が怒鳴った。そして母親も「全く、何時だと思ってるのっ?」と言った。その瞬間楓の怒りが爆発した。「もういやだっ、限界だよっ。毎日毎日 喧嘩ばっかり二人共不機嫌で僕に八つ当たりするし、もう我慢出来ないよっ」楓はそう言うと厚手の上着を着て家を飛び出した。そしてその夜は祖父母の家に泊まった。次の日学校から帰ってから楓がただいまと言っても学校での出来事を話しても母親は何も言わず無視するばかりだった。次の日の学校からの帰り道、楓は「はぁ〜いつもの普通のお母さんに戻ってほしいなあ。何で急にあんなに怖い人になっちゃったんだろう」小石を蹴りながらそんな事ばかり考えていた。楓の母親はこの前大の仲良しだった妹が亡くなってしまってから突然人が変わったように急に怒ったり暴力的になったりと怖い人になってしまった。この喧嘩も母親が発端の喧嘩だった。その夜、楓は自分の部屋の窓から外に向かってお願いをした。「もしも未来を見れるのなら、神様お願いです。全ての人が平和で公平に暮らせる世界にして下さい。そしてお母さんをいつもの人に戻して下さい。お願いします」とお願いした。そして顔を上げると不意に涙が頬を伝った。 今まで母親が変わってしまってからの苦しい思いを、優しい風がそっと洗い流してくれたようだった。