NoName

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4/7/2023, 3:02:00 PM

〜【沈む夕日】
沼地の誘惑〜

「イシガァ、アルゥ…」フラァ

「ん?夕日…?」タジッ

「ヒロイニッ…!イクゥ”ッ!」ガッ

「えっ待って待て待てオイ!?」バッ

スカッ

\ボッチャアアンッ!/

「アッ!コノカワ!フカイッ!!ボッボボボホォ!」ゴボゴボ

「夕日いいいい!」バシャッバシャン

「何やってんだお前ええええええ!」バシャバシャジタバタ

「こっちのセリフじゃボケエエエエイ!アホオオオオ!」ガシッ

〜数分後…

「ハァっ…っはぁ…はぁ…っ…!はぁ…!」ゴホッ

「何だ息切れして体力少なぁwww」ゲラゲラ

「お前…!?誰のせいだと思って…!?」カッ

「入水だよ。知ってるかい?入水(じゅすい)。」

「…は?」

「僕は今自殺しようとしたんだよ。それを君が止めるから…」ハァ…

「嘘こけお前明日推しの誕生日ケーキ予約してるだろ」
「漫画の真似してねーでホントの事言えよ。笑わないから。」

「…絶対に笑わない…?」チラッ

「…ああ…勿論。」コクリ

「…」

「…」ジイッ



「何か…本当に良い感じの石が…あって…その…
ウン…エヘ…ハ…ハハ…」

「…」

「…」フルッ

「…良かったw笑われなくて笑」

「…フッ…wンッングッ…www」プル…プル…

「えっあれっ…ちょっ?」

「ングッ…www
アハハハハ↑↑↑↑ヒィー↓↗wwwwwwwww」

「…てっ…」

\\テメエエエエエ!//


<ウアアアアア!


保育士
「こうして、太陽と月は喧嘩して、お互い相手が居ない時間に同じ場所に現れる様になったんだよー」

「好きな物は同じだけど、気が合わない奴と会いたくないから時間変えてるなんて凄いよね!
皆も真似、出来るかなー?」

幼児達「??????」(スペキャ顔)

保育士「あれ」

他の保育士「(何でやねん)」トオイメ

〜完〜

4/7/2023, 7:32:37 AM


〜【君の目を見ると】
ある朝の女性が、自分の夫を見たときの心境〜

「おはよぉ…」モソッ
「おはよぉぉお”…」モサモゾ

「…」ジー
ー(※頭の中in会議)ー
A「眼力パネェ」ボー
B「パフェ食いてえ」ボケー
C「あっ今日朝鍵掛けてきたかな…」ワソワソ
D「玄関空いてないかな…やっべ…」ソワソワ
E「しじみ」パァ
F「現実って何でこんなに情報量多いんだ…」アタマヲカカエコム
「…〜」「〜〜」「〜…」「……、ー〜〜〜

……





ーパアンッ!

(…)ポー

「何…考えてたっけ…」ボフン

「…どしたの?おーい?」ヒラヒラ

(…!な、何か返さんと心配させちまうでな!)

「わ、わぁ”!今日のヒゲすっごい似合ってる”ねぇ?!」ドドーン

「…えっ?」キョトン

「えっ?」ニコニコ

「……ッ…!」カアア

そ、そうかよ…うん…ありがと…」フイッ

「?」キョトン

「じゃぁ今日は…このまま行くか…」ソワソワ

「いや剃ってって?」ヒキトメ

「えっ…なんで…???」


「…だって」



「かっこいい健ちゃん皆に見せとうないから。」
「誰にも狙わせたくないし。」ギユッ

「…、………………、!?!!????、?!へぇッ!?」


その後夫と同じ会社の友人から聞いたが、
その日、夫は会社でやけに張り切って仕事をしていたとか、ナントカコントカ…

(因みにその日何故か突然ケーキを2つ買って帰ってきた
美味しいケーキだった。)
ー完ー

4/1/2023, 11:02:36 PM

エイプリルフール
【先生だって嘘付きたい】


「えー…今から先生は笑えない嘘をつきます。」

「えー?」

「明日、前回のテストの追試を行います。」

「!?」

「前回…つまり昨日のテストですね。」手帳パラパラ

「えっ…」
「い、いや嘘だから…」
「ホント先生笑えなーい…w」

「はは、そうですね。」

「明日の追試、頑張りましょうね。」

「えっ…」


「ほら、笑えない「嘘」って嘘付きましたよ。
嘘をつくのは「嘘」じゃ無かったでしょ?」ニッコリ

「え"ぇ…」

「そんなぁ…」

「…なんか今回の追試緩くなかった…?」
「あら、また騙されたのですか?」ニコッ

「むぅ…」
「おやおや…かわいいですねぇ…」

「先生実はボンドルドだったんですよ
おやおやおや…」

「うっそだーそんな訳ー…」
「…」

「えっ」

「ふははっ、嘘に決まってるでしょ」
「もうこの教師がよぉ…」ハァ
〜END〜

3/26/2023, 2:47:35 PM

「無いものねだり」
(〜欲しがった少女の光〜)


ないものを人に欲しがりねだっていた。


だが、いくら言っても貰えない物を

何もくれない人にねだる事に飽きてしまった。

だって何もくれないじゃん。

だから、段々自分で自分の欲しい物を自分で作り始めて、

要らなくなったら自分で好きに捨てて。

そのうちに何か急に人と関わる事をどうでもいい事象に感じている今日このごろ。

言っても伝えても、
何しても、
欲しがっても何も渡してくれなかった皆さんお元気でしょうか。

私は一人で好きなことをして元気ですよ。

もう、くれないって分かってるんですもの。

代わりに私から愛をあげましょう。

博愛をね。

口に詰め込んで吐き出せない不満を私に無理矢理詰めた君達に、愛と言う名の復讐を。

私が私らしく生きる事こそが貴方達への冷たい呪いなのさ。

よくかんでお食べ。まだまだあるよ。

優しいフリは君達にしても利益は無いからね。こちらもミラーリングでそっくりそのまま…
というよりもっと、もっともーっと強くした呪いで返してあげる。

大好きだよ。私のおもちゃ。

私を不満のはけ口にしたのが運のツキだよ。
これから先は、ずっと視界の端に私がチラついて、
不安になるようにしてあげる。

大丈夫。死なない程度に、生かしながら、
生き地獄を貴方に、私の玩具へ祝福を。

君に幸せを分ける度に、君が罪悪感で死にたくなるように、それでいて、死にたくなったら慰さめて、止めて、
罪悪感で死ぬに死ねない状況で、
死ねないように、ずっと、
ずっとずっとずーっと!

遊ぼうね。おもちゃと。ふふ。

楽しいなぁ。僕を怒らせてくれたから。もっと遊べる。ふふ。えへへへへへへへへへはへへへへへは。

現実だよ。これは。ふふ。
会わないといいね。僕と。現実で。あは。