『きっと明日も』
きっと明日も、天気は優れないだろう
きっと明日も、忙しいだろう
きっと明日も、予定が狂うだろう
きっと明日も、疲れるだろう
きっと明日も、帰りが遅くなるだろう
でも
きっと明日も、普段と変わらず平凡で平和な一日であるのは、良いことだろう。
『静寂に包まれた部屋』
実家を出てから10年ほどしたとき、
両親が旅行に行くので実家の空気の入れ替えを頼まれた。
そのため、久しぶりに一人で
実家に泊まることにした。
思い返すと
いつも家に帰ると誰かのいる空間だった。
主が居ないだけで
家がひっそりと静まり返る。
いつもは古めかしくて懐かしい雰囲気が
生活音の無い今宵は、
家の明かりの灯らない暗闇から不気味な雰囲気か漂ってくる。
会話が無くても
喧嘩していても
誰かが傍に居てくれることが
とても心強いことだと思った。
『声が聞こえる』
私を呼ぶ声が聞こえる
相手が名乗ったり、
姿を見たり、
ディスプレイの表示を見ることで
誰が呼んでいるのかを認識している。
もし、目が見えなくなったら
自分は誰と話しているのかを
認識することができるのだろうか。
『夜景』
夜景に対する勝手なイメージ
恋人
友人
若さ
ドライブ
高いところから見る
船から見る
遠くを見る
人口の光
人工密集地
つまり、平和で発展している国だから
夜景を愉しめるって事なのかな。
この先も大きな災害や争いもなく
夜景を愉しめるといいなと思った。
『本気の恋』
その人の一挙手一投足が気になってしまい
ついつい視線が、その人の方を向いてしまう。
会う時は、いつもより良い身なりに整えてしまい
その人と一緒の時間を過ごせるならと頑張ってしまう。
逢えない時間があっても
どんなときも、その人の事を夢想してしまう。
しかし、現実は残酷で
実らない恋もあり、長く続かない恋もある。
でも、その時その時では、一生懸命その恋が
実るように、当時の私は頑張ったと思っている。
それが、私にとっての恋であるから
本気でない恋とは、果たして本当に恋なのだろうか?
恋に本気って言葉は、果たして必要なのだろうか?