『病室』
心も身体も弱っています。
一人でいると、長く退屈で寂しい時間。
だんだん、気持ちが滅入ってしまう。
だから、誰かの顔や声を聞きたくなる。
「大丈夫?」の一言でいい。
誰でもいいから、会いたいな。
『明日、もし晴れたら』
明日、もし晴れたら、朝から蝉しぐれで賑やかだろう。
明日、もし晴れたら、ひまわりや朝顔の花が色鮮やかに咲き誇るだろう。
明日、もし晴れたら、各地の海は海水浴をする人々で賑わうだろう。
明日、もし晴れたら、各地できれいな花火が打ち上がることだろう。
明日、もし晴れたら、夜空に夏の大三角形が見えるだろう。
明日、もし晴れたら、夏の楽しみを満喫できるだろうけど、明日は仕事なので、きっと疲れてそれどころでは無いだろう。
『澄んだ瞳』
戦隊ヒーローを澄んだ瞳で観ている甥を見ながら「あなたも昔は同じように戦隊ヒーローに憧れて、団地の友達といつもヒーローごっこをしてたのよ」と言われた。
自分にもそんな時代があったのかと赤面。
同時に、今の自分を見て、過去の自分は、自分に憧れることはないだろうとも反省。
ヒーローのように強くはないけど、誰にでも優しさをもてるようにしようと思った。
『嵐が来ようとも 4』
どんなにひどい嵐が来ようとも
過ぎ去った後には、澄み渡る青空が広がっているはずさ。
あともう少しの辛抱だ。頑張れ!自分!
って感じのポジティブマインドを常に発揮できればなぁ。
『嵐が来ようとも 3』
今の日本を支えているのは、嵐が来ようとも粉骨砕身働くエッシェンシャルワーカーの方々のおかげです。
いつもいつも、本当にありがとうございます。
『嵐が来ようとも 2』
嵐が来ようとも、びくともしなかった鉄製の信号機。
経年の犬の排尿で、倒壊してしまう。
雨垂れ石を穿つって感じですね。
『嵐が来ようとも 1』
復活した嵐が来ようとも、私のTOKIO愛は揺るがないぜ!
『お祭り』
じいちゃんに連れられて、孫達は祭りを楽しんだ。目当ては屋台のじゃがバター、焼きそば、かき氷、ヨーヨー釣り、くじ紐など。じいちゃんにおねだりし、みんなでキャッキャッと笑った幼年期。
友達と小遣い片手に走り出す。祭りで会う別のグループの友達とも合流し、射的や水風船でケラケラ笑う。好きなあの娘もどこかにいないかなとドキドキしながら楽しんだ少年期。
隣で笑う浴衣の彼女に胸がドキドキ。打ち上げ花火、観ているうなじと横顔が気になり、チラチラ横目で見つめて照れ笑いする青年期。
太鼓や踊りも見たいけど、チョロチョロ動く娘が可愛く、娘に連れられ屋台を回る。いつもは固い財布の紐も自然と緩み、チョコバナナ、綿あめ、金魚の入ったビニール袋を手に歩き疲れて微笑む中年期。
どれも、特別な一日で、きっといつまでも忘れる事のない大切な思い出。
私は、あと何回、あと何個、お祭りの思い出を作れるのかなぁ。