未完成の佳作

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7/2/2024, 10:00:18 AM

窓越しに見えるのは

暖かい家族の姿
夫婦は穏やかに子供たちを見ており
子供たちも元気よく笑っている。

あぁ、あぁ、、
私がほしかった理想がある。

私は生涯を共にすると誓った
貴方に裏切られ
理不尽を突きつけられている。
決断も、行動も、何もできない
私は苦しむだけ。

あぁ、私にお金があれば。
あぁ、私に決断力があれば。
あぁ、私に行動力があれば。
あぁ、私に勇気があれば。
あぁ、私に、、、。

窓越しに見えるのは
絶望と不安を浮かべた
私の顔だけ。

いっそ、死んでしまおうか。
いっそ、殺してしまおうか。

憎しみに染まる日はそう
遠くはない。
          窓越しに見えるのは

6/25/2024, 10:29:42 AM

小さい頃の私は
胸いっぱいに透明な花束を持っていた。

それは、あまりにも綺麗で、
大人達や友達は無情にも
素手で触っていった。

段々と透明さを失くして、散っていく。
私は悲しんだ。
周りは、綺麗でなくなる花束を見ては
興味をなくし離れていった。

なぜ、なぜ、私から花束を奪うの?
私の大切な花を散らしては、
知らんぷりをするの?

私の綺麗な花束は
赤黒く、孤独な色になる。

触れた相手を傷つける棘と毒を含んで。

やめて、もう、触らないで。
一生懸命、自分を守るための自己防衛。
か弱く脆い私の花たち。

お願いもう、傷つけないで。

               繊細な花

6/19/2024, 2:28:51 PM

どしゃ降りな雨の中
私は赤い傘を広げる。

貴方も雨の中
緑色の傘を広げ歩いている。

いつしか
私と貴方の傘は交ざりあい
カラフルな傘になった。

ときが流れ
貴方は赤色がない傘をさして
あの子と道を歩いている。

せめて、私の傘を返してください。
壊れていて使えない。
私は雨に打たれて死んでしまう。

私がどうでも良いのは
よく、分かりました。
ですが、あまりにも残酷すぎる。
せめて、傘は返してください。
壊したままにしないでください。

どしゃ降りの中
私は歩くこともできぬまま。

いっそ、貴方の傘も
壊してやりたい。

               相合傘

6/7/2024, 8:15:53 AM

最悪だよ

どうしたの?

席替えで周りに話せる友達がいない

話せるようになってみたら?

みんな話がつまらないから
私、無理なんだよね

あなたが最悪って思っても
誰かは最良だとおもっているよ?

でも、私からしたら最悪だよ

へー、だからなに?

え?なに、ムカつくんだけど

うん。私ね席替えをしてあなたと
近くになったこと、最良だよ
私の友達を虐めて追い込んだ
あなたと近くになれたんだから

これから、よろしくね?
楽しくしようね?

                 最悪 

6/3/2024, 6:36:52 AM

正直さ

もうやめたいんだよね
自分を責めるの

なんか、自分を責めたら
安心しちゃってさ

自分で自分を責めてるんだから
周りは黙っとけよ何も言うなよって
思いながら自分を責めてることに
気がついたよ

反省せずにさ
私を責めないでっ嫌わないでって
表現しているみたいで

正直、私は汚い人間だって
気がついたよ
                正直

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