NoName

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2/18/2025, 11:38:54 AM

手紙の行方
過去の私が今の私に書いた文があった
それは自分を卑下し助けを求めて
生きる意味を問いただす文だった

過去の私はこう訴える
「もう幸せにはなれない」「生きる意味なんてあるの?」
「15歳……此処を節目にして行こう」

生きる意味……答えを知りたい?
なんで私は15になって死ななかったと思う?
答えはあなたの言葉の間に
ひとつずつあるよ

もう……ってことは今少し幸せを掴めたんでしょ
生きる意味を探すのは生きる理由が欲しかったんでしょ
節目なんて後回しにしているだけだったんでしょ

答えの行方は
あなたの掴んだ幸せの中にあったよ

2/17/2025, 12:24:18 PM

眩く光っていたあの頃に手を伸ばす
今だって成長しているし良さはある
だが輝きに手を伸ばさずにはいられない
もう届かないってわかってるのに

2/12/2025, 11:24:43 AM

未来の記憶はどんな色になると思う?
記憶はその出来事を鮮明に覚えるのではなく
印象的なものを大雑把に覚えるだろう?
人生は明るいこともくらいこともある。
だから未来の私が記憶として残しているものが
明るい色で溢れていることを願うよ。
予想としては、灰色の入った黄色かな
よく言えば淡いけど、淡い人生ってどうなんだろうね?
君は何色の未来の記憶が残っていると思う?

2/10/2025, 2:15:01 PM

澄んだ空気を吸って、今までの鬱憤を吐き出すように
息吐いた。新鮮な夜の空気が巡って胸が高鳴る。
ただリフレッシュをしようと思って外へきたが。
なんだか高鳴った鼓動が抑えきれなくて。
白くてキラキラの地面を踏んで、
何も無い白いキャンバスに足跡を飾る
ポツンと残る跡がとても子供心をくすぐって
ちっちゃなハートを描いてみた。
不器用なりに足踏みをして描いた模様は
傑作とは言えない出来だったが、
蛍光灯の光に応えてキラキラ光る雪が
ガタガタ線もいい味だと思わさせてくれる。
誇らしげにハートを見つめていると、
人が出てきた音がした。
白いキャンバスを汚したくなくて、
足跡をもう一度踏んで千鳥足で逃げた
物陰に隠れながらみられてたらどうしよう……と
空を見上げ星と目を合わせる。
星々が私の様子を伺ってるように見えて
「バレてませんよーに……」
と小声で星々に今の願いを伝えた。

後日談
次の日家の近いクラスメイトと2人になると、「さ、最近大丈夫……?」と聞かれました。終わりましたね。しかも形がハートっていう……しかもしかも実は3つも作ってました。新手のSOSかなって感じで相手に申し訳ないし、お恥ずかしい……

2/9/2025, 2:26:17 PM

私が弱く、空に手を伸ばして助けを求めるだけの存在だった頃は、私を助けるためにたたかう姿がかっこよく見えた。君の背中は大きくて偉大だった。

でもそれは、自分のためだったんだね。
守ろうとは微塵も思っていなかった。
自分の自尊心のためにたたかっていたんだ。

今あなたの背中は、汚れていて大きいけど不安定 に見える
自分を守るために色んな事に掴みかかって吠えてただけ
偶然が重なって守られてただけだった。

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